初登りは五頭山 2022/1/10

冬の五頭、天気の良い週末は駐車場が一杯になるので5時に関川を出発。6時過ぎに駐車場に着くと既に五、六台の車。もう半時間もすればいっぱいになるだろう。昨年は7時過ぎに着いて停められず、1キロ戻って路駐した。
 登り始めて1枚脱ぎ、陽が当たり始めてまた1枚脱ぎ、下の方は霧氷、木々の枝がガラス棒のように輝き、上に行くにつれ、エビの尻尾の樹氷に変わる。その美しさに見とれて歩いて2時間余で三ノ峰。それから二ノ峰へはラッセルして上がり、そこでテントを張って昼食。後、三角点まで往復して三ノ峰を下った。
 冬の五頭に人が集まるのは、稜線からの眺望、急斜面無く雪崩の心配がないこと、そして何より、登山口まで地元阿賀野市が除雪してくれるからである。駐車場も広く除雪してくれている。遠方のことは分からないが、こういう配慮はここ五頭だけではなかろうか。地元の山も冬登るが、車を停める場所に困り、そしてそこから登山口まで相当歩くことになる。だから阿賀野市の小粋な計らいに感謝しないではいられない。

6:33まだ薄暗い中、駐車場出発

6:53三ノ峰登山口。ここで一枚脱いで登りに備える。

予報通りの快晴を保証するように陽が射し始める。

左が三ノ峰

最後の急坂、ここの若ぶな林が登りのハイライト

霧氷か、エビの尻尾の樹氷か。木々を覆い山を覆って白く輝く。

十二本爪のアイゼンを履いた多分若い女性が撮ってくれた。

二ノ峰との鞍部

二ノ峰へはトレース無く、先頭交代のラッセルで駆け上がる。

なんだか後ろの人が嬉しそうだ。それにしても真っ青な空と真っ白な雪。私もこんな顔をしていたのかも。

9:33二ノ峰

テント張り昼食

11:20テントを畳んで三角点に向かう。

一ノ峰

前一ノ峰で飯豊をバッグに

三角点に向かう

三角点で

12ヶ月山行賞用

最多山行賞用

三ノ峰に戻る。左は最奥に菱ヶ岳、右が前一ノ峰

綿野舞さんがドローンを飛ばす間、前一ノ峰で休憩

12:50三ノ峰を下る

14:08登山口

14:25駐車場

 最高の天気に恵まれた初登りでした。今年も各位健康で登山できることを。