今日の風景 2024年睦月如月のこと 「むつききさらぎ」と「き」が重なって響きが良いのでそう書いた。去年の12月、それも年の瀬になって庭木の雪囲いをした。今までずっと業者に頼んでいたが、父が亡くなった今年から自分でやることにした。年末の休みになってからでもできた... 2024.03.04 今日の風景
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッドアイTの猫とその一味第72話「観音菩薩坐像」 今週父の一周忌があります。仏壇を掃除していたら観音菩薩像を倒してしまい、右の手首が折れてしまいました。アロンアルフアを買ってきて、くっつけていると、左も欠落していることに気づきました。いつ折れたのか分かりませんが、仏壇とその周辺を探しても... 2024.03.01 オッドアイ・Tの猫とその一味
2024山行 武尊山 2024/2/24 武尊山は2011年の秋に会の5人で行っている。初日に谷川岳、宝台樹のバンガローに泊まって2日目に武尊に登っている。天気は悪くなかったが、雲が湧いて四囲の山々は見られなかった。スキー場のリフトに乗って冬の武尊に登る最短ルートは、何年か前からイ... 2024.02.26 2024山行雲の湧く稜線に
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイTの猫とその一味第71話「郵便体操」 猪の体は衝撃に強い構造になっているのか、岩場から転げ落ちるとすぐ藪を漕ぎ始めた。二匹目も転げ落ちてやはり藪を潜って進み始めた。最初から藪を漕ぐべきだったかもしれない。私は猪の落ちた辺りを慎重に登って御秘所の上に立った。御前坂の九十九折をバ... 2024.02.13 オッドアイ・Tの猫とその一味
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味第70話「縦走はとてもとても」 週末のためか、本山から下ってくる多くの人とすれ違った。切合小屋に泊まったという人もいるし、本山小屋に泊まったという人もいるが、犬と猪と人間のパーティは珍しいので、最後尾を行く私に質問した。 「猪と犬とは喧嘩はしませんか」 「今まではしま... 2024.02.04 オッドアイ・Tの猫とその一味
2024山行 五頭山 2024/1/14 二年振りの冬の五頭。昨年一月は天気に恵まれず、二月以降は私の父の事で計画が立てられなかった。それでも五頭は青空を木々の梢に反射して冬の美しさを変わらず見せてくれた。山は変わらない。私も変わらないから距離は縮まらず、見上げるだけだ。5:50関... 2024.01.17 2024山行雲の湧く稜線に
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイTの猫とその一味第69話「元々脈は無いかも」 報告③ズボンに毛が付くので私も猫棒を作りました。最初は配達する人のように単なる棒でしたが、振り回していると手が疲れるので、棒の先に台車に付けるような小さな車輪をひとつ付け、更に二枚の板を合わせて貼って三角になるような先端を作りました。つまり... 2024.01.08 オッドアイ・Tの猫とその一味
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味第68話「猫棒」 看板の下には鼻黒と猪とが好奇心を募らせて集まってきた。しかし、一様にがっくりと肩を落とした。看板の下にぶら下がった値段表には「飲み放題食べ放題。但しヒメサユリの球根5個也」と書かれていたからだ。そこに大きな袋を担いでY似で猪使いの巫女が来た... 2023.12.24 オッドアイ・Tの猫とその一味
2023山行 高原山(釈迦岳・鶏頂山) 2023/12/3-4 天気の良い関東の山へ行く時候となった。長いトンネルの向こう、群馬がより近くて良いのだが、行きつくした感がある。妙義は残っているが、表も裏も連れには無理だろう。栃木の高原山は一等三角点、展望の山とある。「天気が良ければ富士山も見える」は好展望... 2023.12.07 2023山行雲の湧く稜線に
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味第67話「松ほどでもない」 順番に運ばれてくる水を沸かしてアルファー米の入った袋に注いでいく。 「何がいいですか。五目ですか赤飯ですかピラフですか山菜おこわですか」 そうしているとマダムが小屋から出てきて私を呼んだ。 「20分経ったら食べてください... 2023.11.30 オッドアイ・Tの猫とその一味