もう若くはないが「若いうちに登るべき山がある」とは良く聞く言葉だ。征平さんもそう言って飯豊完全縦走の送り迎えをしてくれた。見栄っ張りからだろうか、マラソンでもその大会の最長のレースを走るのが主義だ。笹川ならハーフ、新潟ならフル。山の境は難しいが、ロープを使わない難コースはいずれ登りたいと思っている。県内だと越後三山縦走、八海山から中ノ岳の間に険路がある。妙義、低山としては最も滑落事故の多い山。白馬鑓と唐松の間の不帰キレット。五龍と鹿島槍の間の八峰キレット。そして有名な奥穂と西穂の間の道。戸隠もその一つに数えていた。このうち日帰りできるのは妙義と戸隠で、近い方の戸隠にした。「てんきとくらす」はÅだったが、麓は曇り。案の定終始ガスの中だったが、ひとつクリアーしたという小さな喜びはある。

下山してくる戸隠キャンプ場の駐車場に停めて先ずは戸隠神社参道まで歩く。

参道までは2㌔

参道と合流

シラヒゲソウ



参拝者を尻目に登山道へ

登山口

五十間長屋までは人が多かったが、以降はほとんど会わず


前後に人も居ない中、霧の中に鎖場が続く



ここからが蟻の塔渡り

戸隠山といえばこの「蟻の塔渡り」。ガスで全く見えなかったが、左側150m切れ落ちていると聞いているので、足がすくんだ。跨いで進むか、片側に足場を見つけて岩につかまりながら進むか、這うか、歩くか、色々な写真を見てきたが、とても立って歩くなんて勇気はなくて、あるいは跨り、あるいは片側足場、あるいは四つん這いの複合式でなんとか通過した。途中にイワインチンが花束のように群生していたが、カメラを向ける余裕はなかった。右に巻き道もあるが、その道も最後は塔渡りの最終部分に重なっていた。


渡り終えて振り返る。この間わずか4、5分。

蟻の塔渡りからは急斜面

登り着いた所が八方睨み1,900m

少し行って戸隠山山頂

右側断崖の登山道

オヤマボクチ

九頭龍山に憩う年配の三人

難所を越して九頭龍山への道に咲き残った一輪のグンナイフウロが美しかった。

一不動の避難小屋は3年ぶり

避難小屋に貼ってあった地図

一不動から下って帯岩

先行者が滑滝を下る

下山

牛もほっとしている
この一ヵ月後、同じコースを3人で行くことになる。
