荒沢岳 2019/9/1

荒沢岳は新潟県で日帰りの山として唯一D難度になっている。時間も9時間40分と長く、シルバーラインの開通が朝の6時であるので前泊しなければ登れないと思っていた。しかし、いつからか6時という制限が無くなっていた。閉門も無いらしい。つまり早出すれば行ける。関川4時発≫駐車場発7:10≫荒沢岳頂上12:47≫下山18:40

駐車場には10台前後の車があったが3人としか会わなかった。裏越後三山を回っているのかもしれない。

前半はブナの美しい山道

アケボノシュスランは焼岳の下り以来二度目

振り返ると、残雪期に登った日向倉とその左後ろに未丈ヶ岳。

見えてきた前嵓とその後最低鞍部に下ってからの登りがこの山行の核心。

前嵓登りは鎖と梯子で危ない感じはない。

前嵓中間点、道は一旦下り、左に斜上トラバースしていく。奥に荒沢岳が見えている。

ここでヘルメットを被る。

核心部を抜けると奥只見湖が見えた。その左に緩やかで長い尾根の日向倉、そして未丈ヶ岳。

あとは単調な急坂。小学生の女の子とお父さんが下りてきたのにすれ違う。

主稜線に登り付いた。見るのは南、平ヶ岳方面だが雲の中だ。

あとは小ピークをいくつか越えれば頂上

後ろに続く痩せ尾根は奥只見まで落ちているが、登山道は無い。

奥只見湖でできる雲が枝折峠を越えて流れる滝雲は有名らしい。風が少しあればここも尾根を越えて滝のように流れるのかも。

6時間の格闘の末、頂上を踏んだ。

なべての頂に憩あり

裏越後三山、中ノ岳へ続く道。

下山開始

栂海新道以来二度目のチョウジギク

途中暗くなりヘッデンを点け、無事下山。タフでスリリングで良い山行でした。