オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味 第十二話「うたかたの優勝」 猫に戻りたい理由の付け足しです。先般お話したように猫人生に屈託は皆無です。ですから一日が長い。今仕方なく人間生活をしていますが、人間のひと月分が猫の一日です。ですから猫の十年は人間の三百年です。僕は早く猫に戻って三百年のんびりしたいです。貴... 2021.10.26 オッドアイ・Tの猫とその一味
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味 第十一話「鼻黒猫の偽スキップの巻」 高級葡萄の最後の一粒が私の口に運ばれる頃、私は一つの推論をまとめ上げた。名前と容姿からして宮尾宮子は鼻黒猫の化身だろう。化身ができるなら葡萄を買うぐらいの金の工面は容易だろう。社長になっても良し、銀行員に化けるのも簡単だ。ただ、原付でしか移... 2021.10.20 オッドアイ・Tの猫とその一味
2021 山行 牟礼山(初心者の秋登山下見)2021/10/11 徳網山の代替地にした牟礼山の下見。午後は新発田の医者(甲状腺の数値が良くないので~甲状腺機能低下症~半年前から薬を飲んでいる)、明日はひとり勤務で動けない。明後日水曜日は危険物取扱者の講習会がある。となれば今日の午前中しか行く時がないので、... 2021.10.14 2021 山行
2021 山行 徳網山(初心者秋登山下見)2021/10/10 一週間後の「初心者の秋登山」の下見。徳網山には2011/9/4と翌2012年の10月8日と14日に登っている。征平さんの死を挟んでいるので、最初の年は征平さんがいて、後の方には彼がいない。後の方は健康登山で、事故があって間もなかったので、... 2021.10.14 2021 山行
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味 第10話「宮尾宮子」 それよりも尊徳の頭を封じ込める方が先決なのだ。エアキャップで包んでから段ボールに入れ、それをできる限りガムテープでぐるぐる巻きにして、そこに 「ドライブ ドロップ チャンスでスマッシュ 流れる星の速さで打つから 願いを掛ける時間はない... 2021.10.09 オッドアイ・Tの猫とその一味
2021 山行 中ノ岳-丹後山2021/10/3-4 2日目 どこの稜線も稜線歩きは素敵だが、素敵というほど平坦な稜線は一つもない。中ノ岳から望めば小兎との間に大きな鞍部、兎岳と大水上山の間にも凹、あとは笹原の平坦な道に見えるが、そんな平坦な稜線はどこにもないと、覚悟と希望を秘めて丹後山へ続く尾根を辿... 2021.10.06 2021 山行雲の湧く稜線に
2021 山行 中ノ岳-丹後山 2021/10/3-4初日 巻機の牛ヶ岳から中ノ岳を見て、越後三山の盟主然たる姿に感銘した綿野舞さんは是非そこに登ろうとランニングにも熱が入っていたが、不運にも一生に一度罹るか罹らないかの帯状疱疹の発症となって不参加となった。中ノ岳は楽な山ではない。登山口440mから... 2021.10.06 2021 山行雲の湧く稜線に
2021 山行 月山 2021/9/27 九月はブドウ園と子守りで週末の忙しいYの希望で月山に行く(Yとは巫女で猪使いのYのことではない。昔で言えば「女工哀史」の女工であり、野麦峠の代わりに毎日桃川峠を越えて工場に向かうのである)。月山は何度も行ったが、湯殿山口から登ったことがない... 2021.09.30 2021 山行雲の湧く稜線に
2021 山行 八海山 2021/9/20 八海山はロープウェイを使って二度行っているが、いずれも不動岳まで。不動から先が難コースなのと、ロープウェイを利用すると時間がタイトになって団体で行くには不向きだ。一人で登れば時間はどのようにも調整できるので8時半の始発に乗るつもりでいたが... 2021.09.21 2021 山行雲の湧く稜線に
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味 第九回「両手も回せない」 例の猪が例の襟巻をして前を歩いている。気に入って巻いているのだろうか。それとも一味の証みたいなものだろうか。猪に毛の襟巻はいかにも暑苦しいので 「それは君、仲間で流行の襟巻か」と聞いてみた。 「欲しいのか、欲しければやるぞ」 ... 2021.09.19 オッドアイ・Tの猫とその一味