鳳凰三山二泊の計画も南アルプスも含めた中部は一様に悪天候、全国で雨にあわないのは東北の日本海側のみ、それも週末の二日間だけ。という事情で乳頭山へ。秋田駒には三度登ってるが、隣のこの山には未踏。秋田駒に目を奪われ、ないがしろにしていた。土曜の方が天気が良かったので、初日に登り、遅くなっても良いように旅館泊りにしたのだが、直前で予報が逆転、日曜が良くなったため、初日は観光、出発を遅くして、今まで傍を通っても寄ったことのなかった抱返り渓谷を観光。

道の駅協和でババヘラ。おそらく年輩の方が退き、今は若い女性になっていた。アネヘラというらしい。

道の駅の後ろに広い芝生の公園があり、グランドゴルフ場が整備されていた。この日はその大会があり、駐車場は満杯。しばらく競技の様子を眺めた。


抱返り渓谷入口

玉川に架かる橋を渡って対岸へ。玉川は八幡平辺りが源流で、一旦田沢湖に流れ込んでから抱返り渓谷を通って角館へと流れ、やがて雄物川に合わさる。

渓谷沿いの歩道

元々の道は狭く、すれ違う際、お互いに抱き合うようにしなければ通過できなかったことが名の由来だそうだ。

手掘りの隧道

その先に回顧(みかえり)の滝。落ちる水の流れが二重、三重になっていて、その形も様々。轟音、轟かす大きな滝ではないが、美しさでは一番。

元々は渓谷沿いにこの先1時間程の遊歩道が続くが、現在はここで通行止めで引き返す。

抱返り渓谷から田沢湖へ。途中横手焼きそばの店に寄ったが、オーダーが2時までで断念。たつこ像を見ながらパンや饅頭を食べて、夕食バイキングに備えた。右が秋田駒(1637)で左が乳頭山(1477)


たつこ像の直ぐ横、湖に突き出て建つ浮木神社に参拝し、その裏に回って田沢湖と二山。

泊まりは「亀の井ホテル田沢湖」。田沢湖畔と思ったが、かなり山に入った「アルパこまくさ」の近くにあった。四時ごろホテルに着いて風呂に入り、5時半からバイキング。各自4、5杯は飲んだかな。


二日目乳頭山登山。七つの乳頭温泉の中の「黒湯温泉」の駐車場に車を置く。

孫六温泉の前を通り過ぎると登山口

急坂もあるが稜線までは1時間30分

稜線に出ると木道にトウチソウ

一番多かったのはこのエゾオヤマリンドウ

稜線の分岐は田代平。ここから数分で田代平避難小屋。

シロバナノトウチソウも多かった。

小屋前の池塘から乳頭山。池塘で枯れていたのはミツガシワ。花が随分多い山だと分かったので、今度来るなら7月に。

避難小屋

途中から見えた田沢湖。左の秋田駒は雲の中。

登りでも森吉山が見えたが、気付かなかった。

ハクサンシャジンが咲き残っていた

もうすぐ山頂

片側急崖という特徴的な山容

乳頭山山頂。後ろは田沢湖と秋田駒。

東に岩手山

乳頭山から千沼ヶ原へと向かおうとしたが、強風。少し下った所で引き返すことに。右が乳頭山、左奥秋田駒。

強風に煽られながら乳頭山を登り返す。行くつもりだった千沼ヶ原は右端の三角山の麓で、ここからは見えない。千の池塘があるという。

再び乳頭山頂

頂上を少し下って風の無い場所で昼食。右側奥(北西)に森吉山が見えていた。

森吉山、拡大。中央が森吉山、右はヒバクラ岳か。

田沢湖と秋田駒を見ながら。途中コンビニが無いことは分かっていたので、ホテルの売店で買った「なまはげラーメン」などを煮て食べる。

北に見えたなだらかな山は、八幡平。右奥の突起は八幡平の東端に位置する茶臼岳か。

森吉の右奥に微かに見えるのは白神山地

来た道を下山

正面奥に森吉山を見ながら

避難小屋前の池塘から乳頭山

分岐から少し先の田代平を見て引き返す。

田沢湖を正面に見て樹林帯を下る

乳頭山も見納め

樹林帯を1時間下って

孫六温泉の前を通って

黒湯温泉駐車場着
三時に駐車場を出て、約一時間で協和の道の駅。ここで早い夕食にして、あとは一途に帰途を走った。道の駅鳥海でトイレ休憩、高速に乗り損ねて引き返したりしたが、21時関川着。晴れる山を求めて、導かれるように登った乳頭山の旅でした。
