雁田山/光城山2026/8/23(日)-24(月)

火曜日に学校の先生方を案内して地域を回る仕事が入って二泊の予定が一泊になり、テント泊で五色ヶ原か蝶ヶ岳にと準備はしていたが、初日に雨にあう確率が高く、翌日の眺望も期待できない予報となった。それで北アルプスの眺め場として有名な、小布施は雁田山、安曇野は光城山に登ることにした。2022/9/25猿倉の登山口に向かう途中、コンビニから見た白馬三山、2019/5/4 一ノ沢に向かう途中に見た常念岳が印象的で、通りすがりでなく、ゆっくりと見たいというのが願望だ。また、どの山でも初日はある程度歩く日程で、麓でのんびりすることはない。麓に泊まって、今まで登ってきた山々を納得するまで眺めたいという気持ちもある。そして予定通り2山登ったが、そしてそれは頗る良い山であり、良い道であったが、肝心の眺望がほとんど無くて、泊まった宿から常念の山影がちらっと見えたのがせいぜいであった。季節も悪かった。山を見るなら春か秋なのかもしれない。それでも安曇野という、いつも通り過ぎるだけの町でゆっくり過ごせたのは貴重な時間であった。

米山Pで朝食

岩松院の登山口に辿り着くには紆余曲折あって、小布施のICにスマートインターの看板が見当たらず通り過ぎ、どうせ眺望も期待できない天気なので、このまま松本まで行って、展望台を探そうと思ったが、時間が余り過ぎると思い直して須坂ICで降りた。登り口がカーナビで探せず、地名の雁田でおおよその場所まで行ったが、そこからは見当違いに進んで、途中立ち話をする地元の御年輩の男女の方にお聞きして、ようやくこの岩松院に辿り着いた。ただ、こちら側から登ると雁田山頂上まで時間が掛かるので、もう一方の登山口までせせらぎ緑道という車で通るのに気が引けるような狭い道路を走らないといけなかった。着いた先の登山口には馬越陽子美術館、ここに車が停められるようになっていて、ようやく登山開始という顛末。ただ、登って後悔する山は無い、の格言通りであった。

美術館の駐車場のほとんどは登山口にあるボードジャンプ練習場に来ている県外ナンバーだった。登ってきて時間があったら美術館も観覧するつもりでいたが、時間があったにも関わらず見なかったのは、芸風が私の嗜好に合わないようだったからである。

登山口に立派な熊鈴

1時間弱で雁田山山頂

眺望は無し。夏は雲。

国鉄時代、ここに通信のための反射板があったらしい。その山頂で昼食。

昼食後、10分ほど先の「展望園地」まで足を伸ばしたが、なにも見えない。雲が無ければ北信五岳がかく見える。

右端に高社山が辛うじて見えた。これも地元に愛される名山のようだが、登りにもっと時間が要る。

小布施の街並み

左側に斑尾山が見えてきた。右の高社山との間を千曲川が流れ、やがて信濃川と名を変える。

展望園地の立派な東屋

下山中、かなりの雨になるも一時。

あけび石と命名した。

登山口のボードのジャンプ練習場は賑やかになっていた。ここから第二の平野歩夢が育つのだろう。

安曇野穂高の「民宿ごほーでん」の窓から北アルプス、左側に常念、右に有明山。燕も蝶もそれとなく分かった。

夕食はバイキング。朝食もバイキングでとても美味しかった。部屋に風呂、洗面台等は無いが、大浴場も広くて、そこからの展望も良かった。11,000円は安い!

2日目。窓から見えた常念。左に常念、中央奥に大天井岳。

ごほーでん(御宝田)の前景

光城山登山口は車で10分ほど。夏の平日なのに結構な車が既に停まっていた。桜の頃はこの広い駐車場も満杯になるらしい。

ずっと整備された、広い登山道。さくらコースを登る。

1時間足らずで頂上近くの展望地。雲が広がり、展望は全く無し。

透明なアクリル板に山名が書いてあって、後ろの山がぴたっと当てはまる仕組みになっている。なんというアイデア!

光城山山頂

山頂標柱にナナフシがつかまっていた。珍しいので写真に撮ったが、この後頂上のバイオトイレのドアを開けると二匹のナナフシが上から落ちてきた。いる所にはいる。

光城山から少し進んだ先にある北回りコースとの分岐にある東屋で休憩

北回りコースには桜の木が一本も無かった。

駐車場に戻ってまだ時間があったので、安曇野山岳美術館に寄る。畦地梅太郎の企画展をやっていたが、心惹かれたのは大谷一良の山の花の版画、それから若狭宣子の水彩画。その絵葉書を買ったが、腑に落ちなかったのは梓川と常念を描いた若狭の水彩。上高地からは常念は見えないし、下流で常念が見える場所があるのかと。ところがそこから高速に乗るまでの間に入った食堂にまさしく梓川と常念の写真が飾ってあった。

但し写真タイトルには犀川とある。梓川は松本を過ぎて安曇野に入る辺りで犀川と名前を変える。どちらにせよ川から常念が見えるのは間違いないようだ。

隣にあった光城山から常念、蝶の写真。光城山の桜が満開の時期。

二山ともよく整備され1時間で登れる山だったので、眺望の良い、桜の時期に大勢でまた来てみたいと強く思った。宿はもちろん「ごほーでん」で。