権現堂山 2023/5/3

越後駒や日向山登山の帰りに寄る「薬師の湯」から良く見える権現堂山は、下権現堂山と上権現堂山を繋ぐスカイラインが印象的で、同じ「薬師の湯」からスタートする秋の魚沼ハーフマラソンでは、前半この山を仰ぎ見ながら走っている。6:00発≫9:00戸隠神社駐車場9:20≫11:24下権現堂山12:24≫13:03中越戸≫13:56上権現堂山14:19≫中越戸、手前の分岐を下ってアルバイト≫15:16中越戸分岐≫16:52戸隠神社駐車場

川口Pに寄る。ここで信濃川は魚野川と合流し、本流は大きく南西に曲がり、十日町、津南町を通って長野に遡る。

越後三山が良く見える。左端に低く見えるのは荒沢岳。

堀之内で降りると、道は山を越える。小出で降りた方が近かったと思ったが、中山隧道を見学できた。

手掘り日本一877mの長さ。16年の歳月を費やしたという。

登山口の戸隠神社駐車場。さすが連休、満車だと思ったが、登山道であった一般の登山者は数えるほどしかいなかった。途中で分かったが、県の高校山岳部合わせて130数名が合同練習中で、この車は引率の先生のもののようだった。

神社を過ぎるとすぐ分岐。左が下権現堂山へ。周回して右側の道を無事下って戻れることを祈って登山開始。

20分ほど急坂を登るとミツバツツジが満開の尾根に出た。

八海山と越後駒

奥に下権現堂山

ぶな林の中を通って

弥三郎清水。この前後から、引率を含めるとおそらく150名以上の高校生達とすれ違った。最後尾数班は女生徒だけ。意外と山岳部人気なのか。

魚野川に沿って小出、六日町、そして湯沢町と続く。

残雪が出てきて頂上は間近

下権現堂山。後ろは米山と尾神岳。

左に守門、真ん中奥に浅草岳

守門、浅草を見ながら上権現堂山へ。

左が浅草岳、中央は毛猛山、右が上権現堂山

イワウチワが花盛り

荒沢岳、越後駒、八海山。中ノ岳は越後駒の右に少し見えている。荒沢岳と越後駒の間に見える白い山は裏越後三山の縦走途中の灰ノ又岳あたりか。八海山の右奥は巻機。

下、上権現堂を結ぶ稜線にはアズマシャクナゲが多く見られ、地元の人に大事にされていた。

上権現堂山の右は荒沢、そして越後駒

上権現堂山に近づくにつれ残雪が多くなる。

頂上間近

上権現堂山到着。同時に着いた二人組は反対側手ノ又登山口から登ってきたらしい。そこからだと2時間でここに着くが、下権現堂山、そこからの稜線と比べ、藪に遮られて眺めは今一。融雪が流れ淀むのを溝を作って流そうとする人にはあまり眺めも関係なさそうだが。

稜線の先の唐松岳(やや左の尖った黒い山)。やや右の方に未丈ヶ岳。右端は日向山。そしてその二つの奥は会津駒ヶ岳。

荒沢岳。右端は兎岳か。

越後駒

八海山と巻機

守門岳を右に見ながら下山

右に見えるのは須原スキー場、その後ろは鋸山などがある長岡丘陵。スキー場の手前に魚野川の支流破間川が流れ、入広瀬に遡る。

中越戸のトラバース道を案内板通りに下っり、道が不明瞭で引き返す。約10分のアルバイトだが、残雪にブナの芽鱗が降り落ちた美しい景色だった。

もう一つの中越戸分岐から下ってぶな林

沢沿いの道

花付きの良いイワカガミ。数えると20数個。

途中はカタクリの道

無事着きました、周回分岐点。

最後に恐ろしい話を読んで納得の地名

いくつかのガイド本を読んで臨んだが、コースタイムはいずれもタイトに書いてある。つまり健脚の時間設定。それに反して眺望はそれ以上、書ていあるより素晴らしかった。