光兎山 2022/4/29

前日の午後登山道管理者のKさんから、雷峰辺りで雪崩による登山道の崩落があるという情報が寄せられたが、どの辺りだろうかと聞かれ、観音と雷の間の、露頭になっている所ではないかと答えた。明日から連休に入るので至急注意喚起の看板を立てたいということだ。そう言った手前、心配になってきて見に行くことにした。正午から雨だが午前中は降らない予報。4時前に起きて千刈口4:52分出発。以前頭巾に登った時は2時間15分で光兎に着いたからそれよりも速く登るつもりであったが、ブナの新緑と満開のイワウチワの美しさに足が止まりシャッターを押すうち最短記録は諦めた。5:25分岐≫5:52虚空蔵峰≫6:06観音峰≫6:39雷峰≫7:30頂上8:00≫9:43虚空蔵峰≫分岐10:02≫10:36千刈口駐車場

自分が言った真偽を確かめるため

連休前、登山口は綺麗に掃かれ、登山道もきれいだ。管理者の努力だろう。

分岐から先は美しいブナ林が始まる。

虚空蔵峰

観音峰の先、ブナの根元に咲くイワウチワ

崩落したのはここらかと思ったが依然と変わらない。後ろは観音峰。左奥に荒川と高坪山

元光兎の後ろに飯豊連峰。朳差から本山。

ショウジョウバカマに二色あり

私は上を好む。

カタクリは寝坊助なので陽が高く上がらないと開かない。

雷峰。ここまでに崩落個所は無し。

中央が湯蔵山。左は横松か。

飯豊連峰。北股が扇ノ地紙と梶川峰の間の緩やかな稜線からひょこんと顔を出している。

頂上への直登。ここは以前からの崩落個所。

与平戻しと雷を振り返る。

駒返しにイワナシが咲いていた。

駒返しの先に、解ける雪に引っ張られたと思われる亀裂

同上。注意して通れば危ないというほどではないが、笹を切ってこの上に道を作るのがベストだろうか。

頂上で遅い朝食

頭巾山。ここから300m下ったカンニャ越えから前頭巾、中頭巾、奥頭巾と続き、左に曲がって最奥の頭巾山。

奥は二王子と飯豊連峰。手前の稜線真ん中が湯蔵

高坪と朴坂山。女川と荒川流域

濃いイワウチワ

カエデの花

ミツバツツジ

この空も3時間後には暗雲に覆われる。

観音峰の登りも美しい

登山口の看板に頂上直下と書き加えて修正した。中束口にも行って同様に書き加え、家に戻り風呂に入って午後出勤。土砂降りとなる。