上高地 2022/6/4-5

上高地は数年前からМさんが希望していた。年間計画にも入っていたが、生憎の天気で流れていた。上高地には行ったことはあるが、バスツアーなので時間が限られ、河童橋の袂を少し歩いた程度だったという。いつかゆっくりと過ごしたいと前から言っていた。我々にしても上高地は槍や穂高、蝶ヶ岳への登山口で、溢れる観光客を尻目に足早に通り過ぎる場所であったので、観光専念も悪くはない。でもそれも物足りないので2日目は焼岳に登る計画だった。ところが先月の下旬に噴火レベルが2に上がったことで登山はできなくなった。その代替を徳本峠としたが、あまりに美しい上高地を見るうちに明日も上高地で良いのではと会長が言い出して、誰もそれに異論はなかった。つまりは上高地満満喫の二日間となった。

沢渡からタクシー二台で大正池へ。いつもは通り過ぎる場所で降りて大正池のほとりへ。後ろは焼岳。

岳沢の上に奥穂と前穂の吊尾根が良く見えている。槍から奥穂まで来て、この吊尾根を歩き、岳沢を下ったのはたった4年前。

木道を歩いてまた梓川のほとりに出る。最高の天気。こんなに良く見えるのは学生時代も含めて初めてかも。

またしばらく歩いて田代湿原。

田代沼で。後ろは霞沢岳

 

田代橋

梓川右岸を歩く。見えている山は明神と前穂

ウェストン碑。明日はここでウェストン祭が行われる。

ほとりを歩いて河童橋へ

河童橋

河童橋のほとりのレストランで松本名物「山賊定食」

Ḿさんが御主人から貰ってきた小遣いでソフトクリームをおごってくれた。

「上高地の画家」の作品と奥穂

小梨平キャンプ場のケビンに着いて一休み

一休みしてからまた河童橋の方へ散歩。管理棟脇の望遠鏡を覗くと奥穂の頂上の祠と山座同定盤が良く見えた。石山さんがそこに立ったのは10年前の2012年7月。

上高地の巨匠(赤い服)とその絵に興味津々の会長。この後、高橋さんが画家の素性、履歴を聞き出した。

人気の無い夕方の河童橋に立てるのも、ここでの泊まりだからこそ

ケビンに戻ろうとすると、ちょうど前にその巨匠も画材を引いて戻るところ

追い越すのをためらっていたが遂に

そしてアトリエを見学して記念写真

2日目は明神方面へ向かう

道の脇に様々な花が咲き、足を止める。

明神岳と明神5峰

明神館前

明神橋と明神岳

明神池で

逆さ明神

贅沢な石

嘉門次小屋でかけそばと岩魚を食べる。片手でそば、片手で岩魚。よほど食べたかったのかワイルドな食べ方。

夫の鏡、妻の荷を持つ。

そして河童橋の袂に戻りました。

上高地満満喫の2日間、ノボラーズのお陰でめったにできない旅ができました。