冬の五頭、天気の良い週末は駐車場が一杯になるので5時に関川を出発。6時過ぎに駐車場に着くと既に五、六台の車。もう半時間もすればいっぱいになるだろう。昨年は7時過ぎに着いて停められず、1キロ戻って路駐した。
登り始めて1枚脱ぎ、陽が当たり始めてまた1枚脱ぎ、下の方は霧氷、木々の枝がガラス棒のように輝き、上に行くにつれ、エビの尻尾の樹氷に変わる。その美しさに見とれて歩いて2時間余で三ノ峰。それから二ノ峰へはラッセルして上がり、そこでテントを張って昼食。後、三角点まで往復して三ノ峰を下った。
冬の五頭に人が集まるのは、稜線からの眺望、急斜面無く雪崩の心配がないこと、そして何より、登山口まで地元阿賀野市が除雪してくれるからである。駐車場も広く除雪してくれている。遠方のことは分からないが、こういう配慮はここ五頭だけではなかろうか。地元の山も冬登るが、車を停める場所に困り、そしてそこから登山口まで相当歩くことになる。だから阿賀野市の小粋な計らいに感謝しないではいられない。
最高の天気に恵まれた初登りでした。今年も各位健康で登山できることを。