草を刈る 2021/5/14

 人に先駆けて冬囲い雪下ろし草刈りをするタイプではないし、畦の草刈りもまだ始まっていないようだからと思っていたが、三年日記の上段、昨年の欄に草刈りの記述を見つけて、やることにした。あまり遅くなると見かねた叔父がいつのまにか刈ってしまって迷惑を掛ける。何時間も掛からない。それに充電式電動なのでエンジンを掛けるのに苦労はない。沢山あるのはハルジオン。まるでハルジオン畑のようになっている。ワスレナグサも多い。スイバやヨモギは躊躇なく刈れるが、花の盛りのハルジオンやワスレナグサは一部残した。オダマキは母が育てていたもの。これも数本だが、雑草の中に花をつけていた。母は家の周りを花だらけにしていた。車庫の軒の下さえ花壇にして花を植えていたが、今はその面影なく、草だらけだ。夏にかけて咲くホタルブクロもあちこちにあった。昔から、祖父が健在したころから家の周りで咲いていたような気がする。そういうものも残すからきれいには刈れない。

クローバーとハルジオン。猫に餌を持ってくるTは、天気が良ければこのクローバーの上でしばらく寝ているので、ここも刈らない。

一部ハルジオンを残す。その奥にワスレナグサ。最奥にあるのは父が植えた芍薬。母が倒れ、その介護のためもあって農業をやめた父は、育苗のためここに二棟建てていたビニールハウスの骨組みも撤去し、一時トマトを育てていた。屋根を掛けて雨に当たらないようにしていたのでトマトは傷まず、夏の終わりまで収穫できた。