摩耶山・日本国2022/11/27

和幸と二人の山行は2010年の頭巾山(撤退)以来かもしれない。天蓋山を予定していたが、参加するのが和幸だけだったので、彼の登ったことのない新保岳に変更して登山口に向かうと、先般の豪雨のためか林道は途中ゲートで塞がれていた。そこから登山口まで歩くつもりで登山靴を履いたが、良く見ると「新保岳登山不可」の張り紙まであるので、諦めるしかなかった。天蓋山に戻すのは芸がないので、彼の未踏の山で、近くの山はと、摩耶山に向かう。但し以前同じ時期に登った時は既に雪が積もっていた。積雪があって、しかも深ければ引き返そうと決めて、小俣から雷峠を通って登山口のある関川へ。途中、日本国の登山口を通る時、ここも登ったことがないと言うので、摩耶山がだめならここにしようかとも話す。関川集落を過ぎるとすぐ霊峰摩耶山登山口の看板があり、林道のどん詰まり、20年前一人で登った時の関川登山口に着く。しかし登山口に看板もなく、昔の記憶も曖昧なので、ここが確かに登山口なのか不安に思っていると、和幸がグーグルで地図を探して、確かに摩耶山に通じることを確認してくれた。

通行止の左の掲示には「立入禁止 新保岳登山できません」と特記してあった。これでは行けない。

曖昧な記憶を辿って関川登山口へ。急遽変更した山なので地図は無い。

若干不安なまま、9:40出発。

ずっとブナ林が美しかった。

正面が摩耶山

この分岐まで50分、後で色々調べると、つい先日まであった道標がすべて冬に備えて撤収されていたようだ。ここが「追分」で越沢コースと関川コースの分岐。

分岐からすぐ避難小屋。小屋の後ろに滝回りで越沢へ降りる道。2006年大勢で来た時は越沢コースを登って滝回りで下っている。

六体地蔵尊

間もなく頂上

摩耶山(1020m) 頂上の看板も撤収されていた。

手前に難ルートと聞く鉾ヶ峰と鑓ヶ峰。左に荒沢ダム湖。この大鳥川の上流には泡滝ダムがあり、右の雲の中に以東岳がある。

寒くなってきた山頂でみかん、干し芋、チョコレートなど食べて下山。

地蔵の頭の上に散り残った紅葉

追分の分岐、右は越沢、左が関川登山口

陽も当たり始め、うららかな下山路

下山途中で一人の男性とすれ違ったが、車のナンバーが名古屋だった。さすが三百名山。

まだ時間があったので日本国も登ることにした。これも20年前の記憶だが、1時間弱で登った気がしたが、看板にはコースタイム2時間とあり、急ぐことに。13:40発

この27という分割、色々考えたが頂上までの距離が2,700mで100m毎の看板か?

広い登山道

あるいは標高20m毎の印だろうか。27倍すると大体頂上の標高555mになる。

途中の東屋

頂上14:50、70分で登ってきた。

看板の大きさは日本一かも知れない。

下山も急ぐ。

15:57下山

2006/11/19 越沢コースを周回した時の頂上で。後ろは月山。