先月の新保岳村民登山の説明で、毎年二回村民登山をしていたと書いたが、勘違いだった。実際は一回、以前調べた記録があった。平成12年からしか分からないが元光兎、13年二王子岳、14年朴坂から薬師山、15年大峰から櫛形山、これはいずれも6月で、16年には7月に月山、私はまだ歴史館勤務の15年からスタッフとして参加しているが、どうしてこの年に二回やるようになったか覚えていない。それはさておき、月山は昨年に続き二回目、この山行で参加者の一人が昼食後の点呼時に見つからないという事件が起こり、このことは翌年から始めた年七回の登山への大事な教訓となった。
下山前に集合写真を撮ってから点呼していくとひとりが見当たらず、周辺を手分けして探したがいなかった。下っていくのを見たという人がいて、私は集団を離れ、その人の名を呼びながら走って下山、すると終点近くで見つけることができた。集合時間を間違え、自分だけ遅れたと思い込んで下山していたと言う。以降村民登山はなるべく顔見知り同士の班編成にし、点呼も頻繁に行い、いなくなったらすぐ分かるようにした。