頭巾山(途中撤退) 2022/4/3

今回も含めて頭巾山には4度挑戦しているが、成功したのは最初に一人で行った時だけである。2007/4/28光兎山からカンニャ越えに下り、そこから下、中、奥頭巾と三つの小ピークを越えて頭巾に至った。散々な目に遭い、未熟を痛感、ひとりで来て良かったとつくづく思った。二度目は2010/3/28 AKと藤沢川右岸の尾根コース。時ならぬ新雪で捗らず、光兎山をほぼ真南に見る637mのピークで引き返した。3度目は増水した川の渡渉に失敗、引き返して光兎山の冬道に挑んだが、これも最後の痩せ尾根で断念。そして今回は前半の藪漕ぎで体力と時間をロスしてしまい撤退を余儀なくされた。

5:40除雪された最奥から出発

トレースにはスキーも。多分ほとんど光兎山の冬道

砂防ダム工事のための橋で渡渉、掘割前に着く。

急坂をよじ登って尾根に出る。

尾根に雪は無く藪漕ぎとなる。

地図には無い?三角点

両側切れ落ちた痩せ尾根

藪が切れると右側に光兎山

かなりの鞍部

先頭は直登したが、右側へトラバース

9:54歩き始めて4時間余、637の小ピーク。2010年はここで引き返した。

10:40ようやく快適なブナ林歩きになったが、時間は少なくなってきた。

左に鷲ヶ巣

谷の最奥が目指す頭巾だが、多分まだ2時間近くは掛かる。11:15ここで引き返す。

右端が頭巾。遠い頭巾だった。

近道だと思って結果的にアルバイトとなった尾根を下る。

その登り返し。

見上げる痩せ尾根。あそこまで戻らないとならない。

アルバイトを終えて一息つく。14:49明るいうちには戻れそうだ。

鷲ヶ巣背景で

ようやく掘割が見える所まで来た。

薄暗くなった林道を歩いて6:30、車に戻る。

5時間半歩いて、まだ2時間位掛かるとなると、7時間は見ないとならない。つまり藪漕ぎが前半にあると日帰りは無理だ。相当条件が良くないとこのルートの日帰りは難しいと納得はしたが、担当のAKは懲りずにまた計画を立てるだろうか。