3日目、千枚小屋から荒川三山を経て荒川小屋へ。
小屋の前で朝焼けの富士に見入って一日が始まった。
マルバダケブキの群落を抜け
ダケカンバの道を潜るように歩くと
森林限界を越える。
南アルプスの特産種、タカネビランジが早速に迎えてくれた。
中央奥に前岳、左の鞍部の斜面にあるはずの荒川小屋までが今日の行程。
まず千枚岳に登頂
塩見がくっきりと見え、その奥に間ノ岳
次に向かうのは丸山
高山植物の関脇、タカネナデシコはどこにでもあるが、どこで咲いても美しい。
丸山に到着。ここから3000m峰を四つ越える。
悪沢岳(東岳)へ
赤石山脈の由来、赤い石(赤色チャート)の目立つ山頂付近。
悪沢岳
贅沢な休憩
南アルプス北部
左から塩見、塩見に重なるように仙丈、中央奥に小さく白いピークが甲斐駒、ほぼ真ん中に間ノ岳(北岳はその後ろで見えず)、その右は農鳥、そして左奥に鳳凰三山の地蔵(オベリスクの尖塔)、観音、薬師。
北西には中央アルプス
前前年に登った塩見はすぐ近くに見える。
悪沢から荒川三山のもうニ峰、中岳と前岳に向かう。左に赤石岳、右奥雲の中には恵那山か。
悪沢と中岳の深い鞍部への下りは急坂
左のピークの上にポツンと中岳の小屋
中岳の小屋
中岳頂上
中岳で休憩。右に見えているのが悪沢岳。
前岳に向かう。
分岐に荷を置いて前岳に。登頂を祝すのはミヤマダイコンソウ。
分岐から前岳のカールの斜面は花畑で有名だが、西からもくもくと雲が湧いてきた。
花畑を鹿から守るための柵
荒川小屋が見える頃には雷鳴も聞こえ始め。
小屋に着いた途端、驟雨が来た。
荒川小屋のテン場と富士。
そのテン場の下の水場で歯磨きが今日の最後の日課
4日目赤石岳へ