日光白根山2023/10/8-9

日光白根山は2011年の9月に登っている。この時と同じコースなら危ない所もないし、まだ十月も上旬だからと、雪の心配は全くせず、妙高が冠雪というニュースも聞き流していた。ただ白根山は関東以北では最高峰、わずか北に位置する東北最高峰の燧ヶ岳より200m高い。アイゼンを持つという考えはよぎりつつも、バタバタしているうちに失念してしまった。
4:30関川発≫8:35白根山ロープウェイ駐車場9:05ロープウェイ9:25山頂駅9:30≫10:00大日如来/七色平≫この頃から前後に長い行列、踏まれた積雪で滑り易い道となり、頂上に向かった半分以上が途中から戻ってくるので、そのすれ違いでしばしば渋滞。11:30森林限界越え頂上への道が見える場所で用足し休憩≫12:30頂上、一段低いピークに戻って昼食13:35≫15:39山頂駅≫ロープウェイ≫16:20駐車場≫17:10老神温泉伊藤園ホテル山楽荘 ~翌日は一日雨で、川場田園プラザ≫みなかみ匠の里≫伊賀野コキアと見学して15:40歴史館

駐車場はほぼ満車。既に多くの登山者が来ているようだ。三連休で天気の良いのは中日のこの日だけだから。

中央奥に小さく燧ヶ岳。もう白くなっている。

左に武尊山、右に白いのは至仏山。手前はマダムシャッポ。

山頂駅から右に白根山。どれくらいの積雪が登山道にあるか。軽アイゼンさえ無いので、無理をせず、行ける所までと。登山道は右の樹林帯を斜めに上がって右側の稜線に出る。

二荒山神社鳥居

紅葉の最中に雪、の景色。遊歩道から登山道になると徐々に混んでくる。

大日如来、ここまでは良いペースで来たが、ここから徐々に渋滞

早い時間にロープウェイに乗って登り始めた人たちが雪道に危険を感じて続々と引き返してくる。交差し、道を譲り合う場面が度々あり、渋滞する。

ずっと樹林帯の斜面で、たとえ滑り落ちても、ずっと滑落する崖などは無いはずなので、引き返してくる人は多かったが、気にせずんずん進む。

森林限界近くになるとすれ違いも少なくなる。大半はここまで来ないで引き返したようだ。後ろは至仏山と武尊山。

左奥の頂上まであとひと登り

中央、武尊の後ろにあるはずの谷川岳は良く見えない。

後ろに2300m程度の錫ヶ岳、その左後ろ(中央奥)が皇海山だろうか。

頂上直下。左は火口跡。

登頂記念の写真待ち。半数近くが引き返した状態でこの混みよう。

男体山と中禅寺湖

右、男体山、左は大真名子山、女峰山、太郎山。

と、地図を見ながら言う。

人が途切れたところを見計らって記念撮影

雪が無ければ帰りに通った五色沼が奥に見える。

我々のあとにも登ってくる人は多く、ここでも渋滞。

最終ロープウェイの時間を気にしながら昼食。食べようとしているのは蟹おにぎり(かまぼこ)

下山開始

滑らないように慎重に

二荒山神社到着

ロープウェイ最終より1時間も早く下りて来られてほっとする。

白根山がロープウェイで帰る我々を見送る。

老神温泉伊藤園ホテルは食べ放題飲み放題で9800円。建物、施設に経費を掛けず、安さだけ追求した点が潔く、また来たいと思った。(ごめん、指が掛かってしまった)

翌日の朝から雨は予定どおり。川場田園プラザ、みなかみ匠の里の福寿茶屋という店で豆腐、豆乳ソフト。コロッケ。いずれも美味しかったが、豆乳ソフトにいたっては池田さんが思わず「美味い!」と言った、大変珍しいシーンだった。

最後は伊賀野のコキアを見学。あとの二人は車からさえ下りず、これがひとつひとつ大きなソフトクリームだっだら転げ落ちるように飛び出すだろうに、と思うのである。

雪でどうなるかと心配した白根山も無事登頂、宿の夕食朝食バイキングも納得いくまで食べました。これもすべて日光白根山の御利益かと。