編笠山≫権現岳2023/10/15-16

蓼科から赤岳まで、主だった八ヶ岳の山は登ったが、南端の編笠山、権現岳はまだ。何回か代替地には挙げていたが登る機会が無かった。天気の悪い日曜日に麓まで行けば、月曜日は快晴、見晴らし予報も良。6時関川発。11時清里に着いて駅に車を停め散策。後、美しの森山、明日の登山口観音平を下見して清里中央オートキャンプ場へ。2日目6:15観音平登山口駐車場。平日ながら既に20台前後の車、快晴予報の証。6:33出発≫7:20雲海≫8:06押手川分岐≫9:14編笠山9:48≫10:13青年小屋(水汲みで留守)10:19≫10:18のろし場≫11:12西ギボシ≫11:33東キボシ≫11:49縦走路分岐≫11:59権現岳≫鞍部まで下りて食事35分≫13:27三ツ頭≫14:19木戸口≫※この間のコースタイム昭文社60分は間違いか?15:28分岐≫15:55観音平駐車場 道の駅小淵沢に寄って21:30家

このことも以前書いたが、1984年大学6年目、西沢渓谷から甲武信岳に登って長野側に下りた山行の帰り、閑散とした小海線のどこかの駅に辿り着き、あとはのんびり帰るだけと車窓から外を眺めていると、清里のホームには人が溢れていて唖然とした。あっという間に山手線並みの満員電車になり、夏の最中、何日も風呂に入っていない自分が気になって身を縮めていたような。そんな40年近くも前の事を思い出しながら駅を眺めた。あの時電車に乗り込んできた沢山の女子大生も今は私同様とうに60歳を超えたろう。40年近くも前の話

美しの森山。頂上の展望台、お土産店は閉鎖され寂れていた。あの時代はどんなに混んだろう。

清里中央オートキャンプ場のバンガロー。白樺の木を触ると手が白くなった。

観音平登山口発

紅葉初めの登山道

「雲海」からは富士が望めた。

石の登山道となる。

編笠山への直登から振り返ると、南アルプス。中央に白いのが北岳、左は鳳凰三山、右に白いのが仙丈ケ岳。仙丈と北岳の間にまだ雪の被っていない甲斐駒ヶ岳。

富士と南アルプス

編笠山頂上直下

右から権現岳、東キボシ、赤岳、中岳と横岳が上下に重なり、そした阿弥陀岳。左端に西天狗と東天狗岳も見える。

右から阿弥陀岳、東天狗、西天狗、縞枯、北横岳、蓼科、奥に美ヶ原、その手前、茶色のは霧ヶ峰か。

右奥に中央アルプス。左は南アルプス。

青年小屋に向かう。

奥の右が権現岳、左がギボシ

生憎水汲みに行って留守。これが「遠い飲み屋」の赤ちょうちん。

キボシの登り

キボシの前のピーク、のろし場

西ギボシと権現岳

ザレ場、鎖場が始まる。

振り返って青年小屋、編笠山、南アルプス。

西ギボシから東ギボシと権現岳

西斜面は樹氷で白くなっている。

その樹氷をしばし眺むる

東ギボシの鎖場

東ギボシから右に権現岳、中ほどに権現小屋(閉鎖してかなり経過しているようだ)

赤岳に続く縦走路。中ほどのピークは旭岳。

キボシ、編笠山を振り返る。手前は権現小屋。

赤岳への縦走路

権現岳と南アルプス

権現岳山頂

権現岳東斜面の道は急。三角の山が三ツ頭で、ここから右の尾根を下る。

権現岳を振り返る。右が赤岳。

下ってきた権現岳

鞍部でしみじみと昼食

振り返る権現岳(左)、右に赤岳と中岳と阿弥陀岳。

三ツ頭

南アルプスと左に富士

最後に一枚

権現岳、ギボシを振り返りながら尾根を下る。

左は編笠山

観音平登山口に戻る道

登山口に無事戻る。

昼頃赤岳方面に雲が掛かり、眺望もこれまでかと思ったが、午後になってまた雲が上がり始め、絶景を見ることができた。念願の編笠、権現、最高の山行となった。