2日目 わさび平小屋≫双六岳 2007年の9月に登山の研修に参加した。初日わさび平小屋まで、2日目鏡池山荘まで、登山道を歩きながらの研修だった。夜は座学もあった気がする。3日目に平湯まで戻って解散となったが、有名な山々も目の前にして登らず帰るわけにもいかないと、夏季休暇をここに当てていた。その日のうちにロープウェイで西穂山荘、翌日4時出立、奥穂まで行くつもりであったが、風雨強く、西穂で断念、引き返して焼岳に登った経緯は前述のとおり。だから鏡池までの道はうっすら覚えている。人を背負って10分と歩けないという体験もさせていただいた。あれから16年経ったが、道はあの時より整備され、鏡池は更に澄んで私を迎えてくれた。4:30朝食≫5:04発≫6:35秩父沢≫7:17イタドリヶ原7:58シシウドヶ原≫8:54鏡池・鏡池山荘9:38≫10:35弓折乗越≫11:05花見平≫12:07双六小屋13:05≫14:13双六岳≫15:00双六小屋
5時過ぎ快適に一晩過ごしたわさび平小屋を出立
向かう山の稜線には陽が当たっている。
双六小屋の創始者小池氏らが作った道は石畳のような歩き易い道
標高が上がると、西穂、焼岳、乗鞍が見えてきた。
鏡池に到着。槍穂がきれいに見えている。
槍、大喰、中岳、南岳、大キレット、北穂、涸沢、奥穂、ロバの耳、ジャンダルムときれいに並ぶ。
西鎌からキレットまで
西鎌と槍と大喰
鏡池山荘でかき氷
弓折乗越への登り
大展望を振り返り見ながら進む
弓折乗越への登り道
中岳から西穂
ベニバナイチゴの実を食べる
弓折乗越
稜線に上がると明日行く笠ヶ岳への道も見えてくる。奥に高いのは抜戸岳。その裏に笠新道があり、最終日はそこを一気に下る。
更に行くと、双六(中央右奥)、そして右に鷲羽、その奥に水晶も。
雲が湧いて槍穂を隠そうとしている。午前も10時には閉幕となる。
花見平。平らな稜線を持つのは西鎌の樅沢岳、その右は前樅沢岳。
樅沢岳と前樅沢
双六小屋が見えてきた。その後ろに鷲羽岳
双六小屋前の三差路に到着
ここで昼食にし、部屋に荷物を置いて双六岳に
双六への登り。後ろは樅沢岳。14年前の夕刻、雷雨の中、身を屈めながらここを足早に下りてきた。
巻道分岐。丸山、三俣蓮華、爺、水晶、鷲羽と並ぶ。
平原尾根の先に双六の頂上
双六山頂。ガスの中に見えるのは黒部五郎岳。
下山。雲が槍を隠している。
正面に槍が見えて有名な景色になるのだが、また来なさいということらしい。
雲の中に槍の影を虚しく探し 道を逸れて放尿するよ我は
夕食前、小屋の前で鷲羽を見ながら過ごす。
テン場の方に肢を向けると笠ヶ岳が見えていた。
5時夕食
3日目に続く