尾瀬ヶ原の2日目は、ヨッピ橋を回ってから長沢道を登り、アヤメ平を通って鳩待峠へ戻る行程。6:50原の小屋出発≫8:00ヨッピ橋≫8:45竜宮十字路≫9:00尾瀬ヶ原を出て長沢道を登る≫11:46富士見湿原(分岐)≫12:13アヤメ平13:00≫13:44横田代≫15:05鳩待峠≫15:40乗合タクシー16:00戸倉駐車場≫20:30関川着
早朝の尾瀬ヶ原。左が景鶴山だろうか。
燧ヶ岳の麓に建つ見晴の小屋6軒を背景に
朝食前にラウンジでコーヒー
6時に朝食
一晩お世話になった原の小屋を出発
先ずはヨッピ橋へ向かう
東電尾瀬橋。尾瀬ヶ原全体は東京電力の所有。ここにダムを作ろうとして土地を買収したが、反対運動が起こって中止となったそうだ。
油が浮いているように見える泥水を不審に思って突っこすḾさん。あとで調べると植物から出る酸化鉄の皮膜だそうである。
東電小屋を通って
湿原に飛び出して生育する林は拠水林というらしい。湿原自体は泥炭地で木が生育する栄養はないが、川のそばには川が上流の山から土砂を運び、栄養も運ぶので、川沿いにだけ林ができるらしい。
ヨッピ川に架かるヨッピ橋。尾瀬ヶ原を流れるヨッピ川は只見川になり、阿賀野川になる。何度も来ているYが「ヨッピ橋なんて大したことないから行かなくていい、見なくていい」と何度も言っていたが、来て良かった。
尾瀬ヶ原を横に渡って十字路へ
至仏山を映す池塘(ちとう)。高地では植物が腐らず泥炭となり、そこに水が溜まって池塘なる。この水が植物を育て生き物の命を守っている。尾瀬ヶ原の池塘は800個もあるそうだ。
竜宮十字路で今日の羊羹を食べる。東京は石田屋の羊羹。人見先生、ご馳走様です。
尾瀬ヶ原をあとにする。
富士見峠の分岐まで3時間の登り
尾瀬ヶ原からアヤメ平に登る人は少なく、階段も腰掛になる。
「土場」で休憩、あと小一時間
拡大すると粗くなったが、オコジョが出てきて、得意のポーズを見せてくれた。
富士見峠手前の富士見湿原。後ろは燧ヶ岳。
ここから先ずっとタテヤマリンドウが咲いていた。
アヤメ平まであとひと登り
後ろは燧ヶ岳
アヤメ平。尾瀬をあちこち歩いてきた池田会長がずっと行きたいと思っていたと言うアヤメ平。今回は残念ながら選挙運動が忙しく来れなかったが、来たかった理由が分かった。
ここで昼食。
アヤメ平独占
池塘の向こうに至仏山
こちらは燧ヶ岳
相変わらずクールに。
白いのはワタスゲ
緑の草原と白い雲、碧い空、一日。
ここが横田代、このあと道は樹林帯に入る。
鳩待峠到着。ちょうど鳩待山荘は改築中。
お土産袋を提げて鳩待峠をあとにする。
戸倉の駐車場に戻りました。
2日目も晴天。朝のうちにヨッピ橋を渡って昼にはアヤメ平に着いた。まるで別天地!良い景色を見せてもらった。こんな場所もあるんだな、というのが素直な感想。尾瀬満喫の2日間、晴れ女お二人に感謝し、その頑張りにも感心した。