高坪山縦走(健康登山下見) 202/10/24

高坪山塊は北端を荒川に発し南端が胎内川で終わっている。つまり二つの大河に跨っている。だから端から端まで歩けば、胎内川から荒川に行くことになる。以前は荒川側に繋がる登山道が無く、途中から荒島城跡に曲がって下ったので、荒川は山の上からは見えなかったが、数年前に前館長の渡辺忠次さんらの貝附の人達が荒川に続く尾根に道を拓いてくれた。シラネアオイを見る山登りの下見でこの縦走路を綿野舞さんと歩いたのは3年前の5月、この時は新しく拓いてくれた道が滑って、団体には不向きと判断したが、今回歩いてみると、階段を作りロープを張ってくれていた。ちなみに2009/6/14の健康登山では、以前の縦走路を歩いているが、12年前のその写真を見ると亡くなった方が何人かいらして、ひと昔が確かに過ぎたのを感じる。健康登山の常連の方達だったので、その笑い顔や声が蘇る。
歴史館8時≫下山口の静山荘前に綿野舞さんの車を置き登り口、樽ヶ橋へ。8時45分クアハウス駐車場出発≫1時間で黒川城址≫1時間15分で二本ブナの巨木≫40分で高坪山≫45分で虚空蔵峰≫10分で新巨木≫20分でブナ平≫40分で貝附城址≫40分で林道≫5分で駐車場 16:07綿野舞の車でクアハウスへ。

黒川城址主郭跡

紅葉しかけてきた登山道

ブナの巨木が出てきた。

11時頃から雨がちらつく。

2時間半で二本ブナ

ずっとブナの巨木が続く尾根道

うたかたの人生、うたかたの山旅

ブナの寿命は300年から400年、これは300年にしておこう。

ヘルペスの痛みがブナで癒されれば良いのだが。

頂上間近の若ブナ帯

傘をザッグに小粋に提げて頂上に向かう。

ここは高坪の中でも最も良い場所のひとつ

頂上で昼食後見晴らし台へ

見晴台から雲の掛かった朳差岳が

これが近年発見されたブナの巨木。確かに高坪山塊一の大きさ。

貝附城址で椅子型に切られた切株に座って城主気分を味わう。