倉手山は飯豊を眺める山として二王子の次だろうか。二王子より簡単に登れる山なので、村民登山としてこれ以前にも登っているし、この後にも登っている。つまり、行く山に窮すると倉手にする。この時も予定していた俎倉がだめで、倉手にしますか、となったのだろう。初夏、しゃくなげの咲く頃なら「山が潰れる」と征平さんが心配するほど登山者は多いが、9月の紅葉にも早いこの時期は我々の歓声だけが響くのである。
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90分で登れる倉手だが、最初の急登りが大変。
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池田さんの赤い帽子と赤いザック
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健康登山を支えた常連さん。米野さんも真直ぐだし、目も開いているようだ。
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頂上に着いての征平さんの挨拶に俯く面々。俯いたり横を向いたり下を向いたり、誰一人征平さんを向いていない。どんなにかためになる話だったのかと、むしろ興味が湧く。
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稲家は聞いている風だが、石キンさんは顔を抑え俯いている。
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下山の様子