2日目霧雨の中6:25槍平小屋出発≫11:08飛騨乗越11:54槍ヶ岳山荘前12:30~13:30槍ヶ岳往復≫14:02双六小屋目指し西鎌尾根を歩き始める。18:47樅沢岳、この頃から雷鳴し大急ぎで19:20双六小屋。この日も遅くなり、且つびしょ濡れなのでテント泊せず小屋素泊まり。2日目のコースタイムは槍の往復をいれてちょうど11時間。テント泊装備では無理な日程だった。(今だとテント泊装備なら7時間以下、小屋泊まりなら9時間以下を目安にしているが)
槍平小屋出発、槍までコースタイムは5時間。
霧雨の中、飛騨沢沿いに道を登る。
千乗乗越への分岐点からは斜度が増し、草も低くなる。
飛騨乗越に到着
ガスの中、槍は見える。
割と空いていたので槍の往復はスムーズにできた。
24年振りの槍ヶ岳
和幸、裕美子さんとも初登頂。2020年8月現在で云うと、この後和幸は一度、裕美子さんは二度槍に登っている。
無事下りてきて万歳!
手に持っているのが何かは分からないが、裕美子さんはこの時撮影のためたまたま山荘の中にいた田部井淳子さんを見つけ、彼女の周りの人だかりに割って入って握手してもらってきたということだ。それにしても何を得意になって持っているのだろう。
さて、西鎌尾根に向かう。双六の小屋までコースタイムは5時間。この時14時。今ならここで幕営するのだろうが・・。時間を計算違いしていたのかもしれない。
千乗乗越辺りからガスは深くなり、眺望は全く無くなった。
眺望の無かったこの稜線歩きでクロユリとクルマユリが咲いていたことは覚えている。
日暮が近づく頃、水が得られると所を見つけ、ここらで幕営しようかと提案したが、小屋まで頑張ると二人は言う。
この後ヘッデンを点ける。雷鳴が鳴り始め、樅沢岳の斜面を稲光の度に身を屈め、そして小走りした。またずぶ濡れで小屋に到着。二日目も小屋素泊まり。
八時過ぎ、ようやく夕食。
天気は悪かったが小屋はほぼ満員で、19時という遅い到着でご迷惑を掛けた。