地蔵岳(鳳凰三山) 1983

 北岳の翌年に鳳凰三山の地蔵岳に登った。韮崎駅からバスに乗ったのだろうか。青木鉱泉から登って御座石温泉側に下りたと推測できる。この山行、いくつかはっきりした記憶があるが、そのひとつは、登山口に向かう途中土木作業をしている人たちにどこまで行くのかと声を掛けられ、空高く聳える山を指さすと「へー」と驚かれたこと。また、稜線(赤抜沢ノ頭か)に出た途端、前年苦労して登った北岳が目の前に堂々とあったこと、今一つは下山してバスを待つ間、小さな食堂でカツ丼を食ったこと、である。
河原から見ると目指す山は空高く聳えていた。

多分、青木鉱泉から歩いた先の河原で初日の幕営。

賽の河原の向こうに見えるのは甲斐駒

前年縦走した北岳から間ノ岳、農鳥の白峰三山が目の前に突然現れて驚き感動する。甲斐駒に全く雪がなく、北岳にはまだ結構な雪がある。鳳凰小屋の写真もあったが、シーズン前なのか雨戸が締まっていた。河原ではダウンを着ている。六月の中頃だったろうか。

オベリスク。

帰りは穴山駅から乗っている。

コメント