オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味 第23話「行きたい場所に花は咲く」 私はとにかく無事に、できれば一刻でも早く広河原に着いてくれと祈るような気持ちでいた。バスが止まって、後ろのドアが開いた。停留所の看板を見ると「鷲ノ住山」と書いてある。昔、ここでバスを降りて沢伝いに間ノ岳、そして北岳に登ったことを思い出し、誰... 2022.03.28 オッドアイ・Tの猫とその一味
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイTの猫とその一味 第22話「頗る前衛的~ホウオウシャジン」 「どうでもいいけどどうでもよくないドーナツ襟巻、夏はクールで暑さ知らず冬はホットで寒さ知らず、いざ呼べ奇跡のドーナツ襟巻さあきた魔法のドーナツ襟巻、マスクバンダナ天使の輪、気分を出して踊ろうよ」 その時の歌を思い出したのか、あるいは創... 2022.03.18 オッドアイ・Tの猫とその一味
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味 第21話「ありふれたパラドックス」 私を呼ぶ父の大きな声がして階段を降りると、茶の間に人が集まっている。介護会議の面々のようだが、すっかり忘れていた。それに、施設にいるはずの父がなぜ戻っているのかも思い出せない。回復して家に帰ることになり、これからの対応を検討する集まりであっ... 2022.02.28 オッドアイ・Tの猫とその一味
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味 第20話「教訓の無い人生を歩みなさい」(改稿) 雪の上に猫の足跡が残っている。家と作業所と車庫と納屋を取り巻いて何本かの複数の足跡が雪の降った朝できている。足跡から猫の色を判別することはできないので、何匹通ったかは分からない。猫は建物に沿って歩き、所々に大便を残していく。猫が主に歩く軒の... 2022.02.24 オッドアイ・Tの猫とその一味
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味 第20話「教訓の無い人生を歩みなさい」 雪の上に猫の足跡が残っている。家と作業所と車庫と納屋を取り巻いて何本かの複数の足跡が雪の降った朝できている。足跡から猫の色を判別することはできないので、何匹通ったかは分からない。猫は建物に沿って歩き、所々に大便を残していく。猫が主に歩く軒の... 2022.02.21 オッドアイ・Tの猫とその一味
今日の風景 大屋根の雪下ろし20220211 今年2回目の雪下ろしは母家の大屋根も下ろした。一回目には下ろさなかった大屋根だが、西側の量を毎日気にしていた。三連休の後はまた雪の予報なので思い切って屋根に上がった。 明日15日からまた... 2022.02.14 今日の風景
2022 山行 菩提寺山 2022/2/12 新津丘陵の菩提寺山は啓介さんとも登ったし健康登山でも登ったが冬は初めて。夜には新年会もあるので、その買物も含めて早めに帰れる山にした。 関川6時発ー7:40石油の里駐車場7:55出発(反時計回りの周回コース)ー8:43展望台で休憩ー9:2... 2022.02.14 2022 山行雲の湧く稜線に
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味 第19話「このいのちなにをあくせく」の巻 色だけを変えながら、その後も私は裸でもじゃもじゃ頭で靴だけ履いた姿で描かれた。時々帽子を被ったりタオルを巻いたりしてアピールしたが、変化はない。写実性に疎く、先入観だけの絵を私は毎日見せられた。 ~11月21日きょうはふったりやんだり... 2022.02.07 オッドアイ・Tの猫とその一味