3年前の7月、花の時期に健康登山で訪れた蔵王。期待通りコマクサを始め花は多かったが、お釜は夏特有の湧き上がる雲で見えたり見えなかったり。今回は秋のすっきり見えるお釜に期待したが、予報は晴れながら登山開始予定の9時頃は気温11°、風速11m。風は徐々に弱まるはずだが、果たしてお釜は見えるのか。上山から見る蔵王は雲の中、エコーラインを登りながら見上げる空には雲が流れていくだけ。果たしてお釜が見えるか見えないか不安は募ったが・・・。歴史館6時発≫「めざみの里」に寄って≫8:40刈田岳駐車場≫9:10登山開始≫9:15刈田岳・刈田嶺神社9:27≫馬の背(お釜の縁)を最後まで登って10:20避難小屋で休憩10:35≫10:42熊野岳・蔵王山神社10:55≫11:15ワサ小屋跡前分岐で小休憩11:25≫11:48地蔵山≫12:00地蔵尊前広場(昼食)13:10≫地蔵山の巻道≫ワサ小屋跡≫お釜の縁を大周りして15:00刈田岳レストハウス15:35帰途≫めざみの里18:25歴史館着

レストハウスから先ずは刈田岳へ。予報通りの強風で帽子を押さえながら進む。

刈田岳山頂碑。日本百景記念碑で。

後ろは刈田嶺神社

宮城方面の空。右奥の碑は伊達宗高の碑。宗高は伊達政宗の子で村田藩主、江戸初期蔵王噴火の際、自ら登頂して祈願した、その顕彰碑。

お釜が見え始めて記念写真

雲が流れて

お釜は見えても風は強い

お釜の挟んで両脇に立ってもらえば良かったが。

馬の背を進んで1班。小学生も団塊の世代も一緒になれるのが登山の長所の一つ。

2班

3班

いつ来ても見られるわけではないお釜。見える日はそのお釜を少しでも長く見るため、お釜の縁を最後まで登り切るコースで。

祖母と母と孫の混在する1班

2班

3班

お釜の縁を登り切って熊野岳稜線の東端に

先頭の歩幅の広さ

避難小屋で休憩した後、熊野岳へ。蔵王山神社(旧称熊野神社)に参拝。

熊野岳三角点で集合写真。口をなるべく大きく開けた方が写真写りの良いことが中央にいる人によって分かる。

ワサ小屋跡への急斜面

ワサ小屋跡手前で小休憩。この後は左奥の地蔵山へ

地蔵山手前で、雲を背景に1班

2班

3班 山頂ポーズ。ピークがカルデラになっている人1名。

地蔵山へもう少し。右に見えるのは三宝荒神山。

地蔵山山頂

ここ地蔵尊広場で昼食後集合写真

来る時登った地蔵山は巻道を通る

熊野岳の登り返し。後ろに地蔵山と山形市街。

熊野岳稜線からはまたお釜の縁を大周りして

刈田岳の左後ろに宮城県の最高峰、屏風岳1817m

お釜は雲の影に入っていたが、刈田岳と南蔵王の山々が良く見えた。

3班

咲き残ったコマクサが2輪

雲が流れてまたお釜が良く見え始めた。

お釜の向こうは宮城県仙台市

ゴール地点の刈田岳レストハウスはあと少し
強風で体感温度も下がって寒い思いをしたが、その風が雲を払ってお釜が良く見えた。避難小屋を利用したり、風の弱い場所で休憩しながら地蔵尊まで歩いて昼食、その時間には風も収まって暖かなお昼となった。復路もお釜が良く見え、縁を大周りしてエメラルドグリーンを眺めながら帰ってきた。老いも若きも気丈に歩いて、蔵王の風景を満喫した1日となった。