風が出てテントが傾いたり飛ばされそうになれば、すぐさまテントから飛び出して自分をペグ代わりに呈しなければならないと目を瞑ったが、山行ではいつも服用する睡眠導入剤が良く効いて、そんな心配も決意も忘れて眠ったようだ。夜中にテントを出たのは用を足すためで、無風の空を仰ぐと満天の星、このまま一日持ってくれればと願ったが・・・。
↓2日目は鹿島槍まで行動食と雨具だけを持ってのピストン。テン場を出る時は爺ヶ岳の山影もはっきり見えていたのだが、山荘を過ぎた辺りで雷鳥を見つけ、それを撮っている間に雲に隠れたようだ。雷鳥は天敵から見つからないように天気の悪い時だけ姿を現すそうで、結局この日一日ガスの中の山行となった。


山荘前を過ぎてすぐ出会った雷鳥

針ノ木、蓮華方面だろうか、ガスっていて何も見えない

爺ヶ岳、ガスの中

砂礫にコマクサ

爺ヶ岳中岳

チシマギキョウ、景色が見えないので花だけ撮る


昨日の天気はもっと悪かったので、下山する人に昨日の景色は聞けない

大谷原への分岐。2023年9月、白馬から縦走してここを下った時も雨だった。

冷池山荘

テント場を過ぎると花が多くなった。中空の雲の中に虚しく剱を求める視線を足元に落としてしばらく歩く。終始ウサギギクが多かった。シナノナデシコ(ミヤマナデシコ)は北岳の広河原の川原に沢山咲いていたが、それ一度しか見たことがなかった。こんな稜線にも咲く。

種池山荘で乾杯!











