昨年の7月に北八ヶ岳を2泊3日で訪れた際は、初日に霧ヶ峰を歩いた。ただ八島ヶ原湿原まで往復して車山の登りに掛かった時に激しい雨となり、頂上の展望は一切無かった。ずぶ濡れで車に戻って宿に入ったのであった。今回はその車山と美ヶ原を計画したが、初日は山の風が強いので美術館を回り、予報の良い2日目に山をあてた。しかし、白樺湖畔の宿に向かう大門峠では、ノーマルタイヤの車がわずか数センチの積雪のために多数動けずにいて、宿に着いてから調べてみると、美ヶ原へ向かうビーナスラインは前日から前倒しで通行止めになっていた。翌日、霧ヶ峰への道も通行止めなら北八ヶ岳ロープウェイに乗って坪庭、北横岳に登ることにして、恐る恐る道を辿ると、通行止めのゲートは無く、除雪もされていた。そして車が標高を上げるにつれ、歓声を上げる眺望が待っていた。
関川5時発≫小布施の北斎館8:50着。9時の開館を待って入館。
「北斎漫画」を熱心に見ている。
北斎は晩年小布施の豪農に招かれ、この屋台の天井絵を描いた。
次は長野市の東山魁夷館。白い馬の魁夷は好きではないが、良い絵も数点あった。
目の前が善光寺だったので、参拝する。秋元はこの時ひとり戒壇巡り。参道の山城屋という蕎麦屋で昼食。
駐車場に戻る公園に素敵な椅子。秋元はこの時トイレ。
雪の大門峠にはノーマルタイヤで立ち往生する車が多数。その脇をハラハラしながら通って15:30無事白樺湖ビューホテル着。窓の外は白樺湖だが、その景色を隠すように雪が降りしきり、明日の天気、道路状況が心配される。
飲み放題食べ放題の伊藤園ホテルズの宿、明日の天気を心配するのは私一人のようだ。更に「腹も身の内」という言葉も忘れる。
盛りの一例。次の皿にも甘えびが山盛りだった。
翌朝、窓から蓼科山が見えた。
朝食もバイキング。隣が何を持ってきたか、気になる様子。
美ヶ原へのビーナスラインは通行止めの情報。霧ヶ峰は?と、宿から向かうと、道は除雪されていて、上には全き青空が!富士が見え、南アルプスが見え、そして駐車場に到着。
車山へ向かう足取りも軽い!
これ以上無い晴天!
後ろに北アルプスの峰々
昨日の風雪が樹氷を作っている。
南アルプスを背景に
南アルプス。左から鳳凰三山、甲斐駒、北岳、間ノ岳、仙丈ケ岳。
南アルプスと、富士も見えてきた。
左に御嶽山、中央に乗鞍、左に穂高、穂、常念と続く。
頂上の観測レーダーが見えてきた。
車山観測レーダーは富士山の観測レーダーに替わり平成11年に建てられたそうだ。
山頂で
山頂テラス。右は南アルプス、左は八ヶ岳。中央秋元の左に富士山。
車山神社。左奥に蓼科山。右奥は赤岳と阿弥陀岳。
石山さん、三須さんが雨の蓼科に立ったのは2010年の事。
御柱も樹氷
左から蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼、丸山、中山、そして右端にに東天狗、西天狗岳と続いている。
左から東天狗、西天狗岳、硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現だけ、編笠山、富士と続く。
中央に富士、右に南アルプス、左に八ヶ岳。
そしてまた山々を眺めながら下山
右は中央アルプス、左は南アルプス
南アルプス、富士、八ヶ岳
右端の丘陵が美ヶ原
奥穂、涸沢、北穂、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、常念岳、燕岳
諏訪湖畔のラーメン屋で味噌野菜チャーシュー麺
諏訪湖畔、ワカサギ釣りの舟の前で
帰途、梓川Pで。後ろは蝶、常念、燕岳の山並み
初日は北斎と魁夷そして善光寺参り、2日目は快晴の車山。見て食べて、喋って見て、と賑やかで楽しい、絶景の山行でした。