北岳1/3初日2023/9/4-6

 初めての本格的な登山が雲取山で、次が北岳だったから、若いというのは無謀なものだと思いながら、懐かしい。北岳から雨の中を間ノ岳、農鳥と歩いて、一日で奈良田温泉まで下った経緯を以前書いたことがある。前途洋々多岐亡羊の時代。
北岳は石山さんの宿願で、2013年槍ヶ岳、2017年劔岳と登った後の目標であったが、天気に恵まれなかったりコロナ禍となったりして延び延びとなって今回に至った。テント泊の荷物で劔沢から立山三山を歩いた体力は既に無く、それでも頂に向かって我慢強く歩いたのである。天気予報は台風の進路が定まらず毎日変わって当日となり、悪い目が出ればずっと雨になると腹を決めて出発。しかし、初日こそそぼ降る雨の中の登行であったが、山頂に立つ2日目は一日晴れてくれた。山頂で御主人に登頂の電話をしている最中に涙声になる石山さん、エベレストでもあるまいし、馬鹿馬鹿しいと思いながら、こちらも良く喋れなくなってしまった。三日目、やや風の強い中を八本歯のコルを通って下山。芦安の駐車場に戻って風呂に入り、ノンアルで乾杯したが、この時の冷ややっこが三日間で食べた物の内で一番うまかった。

初日4:15関川発≫9:40芦安第一P。事前に頼んでおいた昼食おにぎりを温泉ロッジで受け取る≫乗合タクシーで10:30広河原。センターでおにぎりの昼食11:30≫15:30白根御池小屋17:00夕食 夜、星見え明日晴れの予感

乗合タクシーのお陰で1時間早く広河原に着き、ビジターセンターで弁当を食べ、雨具を着て出発。

北岳登山口の吊橋入口

吊橋を渡っていよいよ登りとなる。

広河原山荘はビジターセンターの向かいに新築され、ここの建物は閉鎖されていた。テント場は以前と同じ場所。

半時間登って分岐。

急坂が続く

立派なベニテングダケ。吉兆?

急坂を登り終え、ここから白根御池小屋まてほぼ水平の道

フジアゼミ、富士山周辺に生える日本一大きいアザミ

小屋に到着

先ずは無事初日を終えて

御池を散策

夕食は生姜焼き定食

5人部屋に4人

2日目に続く