焼岳は2007/9/17に登ったが雨の中であったため展望なく、辛い山行であった記憶しかない。西穂山荘(混んでいて廊下で寝る)から西穂にピストン、それから焼岳に登って中尾温泉に下る13時間のコースタイム、どうして焼岳山荘に泊まらなかったのだろう。山荘に泊まって翌日焼岳に登れば全部すべてうまくいったのに・・・。今回の山行、そんな思い出を払拭するような展望に恵まれた。30日(日)関川5:15発⇒8;50川中島合戦跡・長野市立博物館10:50⇒安房峠⇒ひらゆの森(昼食)⇒Aコープ⇒15:00平湯キャンプ場 31日(月) 5:50中ノ湯登山口6:07⇒7:54広場⇒9:10南北峰の鞍部⇒9:28頂上10:45⇒11:45広場⇒13:00登山口
長野インターで降りて川中島の古戦場見学。右の騎馬武者は垂水源二郎だと私は立場上小声で呟く。
川中島模型。渡辺さんがじっくり見ているのは各陣の配置かと思ったら、周りを囲む山だった。
単独一騎信玄に切りかかったのが謙信の影武者、湯沢の垂水源二郎だとはどこにも書いてなかったが、彼が謙信から貰った感状はしっかりビデオに写っていた。
明日の下見のため、トンネルを通らず安房峠に。新中ノ湯コース登山口の前後の路駐の多さに驚きながら峠に。峠からは前穂、奥穂と吊尾根が良く見えた。
「ひらゆの森」駐車場から見えた笠ヶ岳。
「ひらゆの森」で昼食、新平湯温泉のAコープまで行って買い物をしてから平湯キャンプ場へ。広々としたキャンプ場の常設テントを借りた。
6時前に登山口駐車場に着いたが、ほぼ満車。平日なのに・・・。北アルプスの一峰に駐車場から三時間で登れるのは大変な魅力らしい。
駐車場からの奥穂と前穂の山影
コメツガの樹林帯を約80分歩いて
焼岳(右が北峰、左が立入できない南峰)が急に姿を現す「広場」。ここは今は廃道になった中ノ湯コースとの分岐。その廃道の道跡を辿って藪の中に入り、登りでは小用、帰りでは雉を打たせていただいた。つまり背に腹は代えられぬということ。思い出の広場となった。
振り返ると右奥に中央アルプス、中央の山は200名山の鉢盛山か(2446m)
中央の奥が目指す北峰
奥に乗鞍が良く見えている。
鞍部まで登って右の北峰へ
鞍部着。噴出孔から凄まじい音を出してガスが噴き出している。
北峰ドームの下を歩いて
後ろは道が脆くて立入禁止となっている南峰
上高地から来る道との合流点。昨年会で周回した上高地が眼下に見える。
あとひと登り。後ろは霞沢岳。右奥は鉢盛か。
山頂!
左に槍ヶ岳の先端が見えている。
南峰
新穂高温泉は見えたが、笠ヶ岳は最後まで雲の中だった。
納得いくまで眺めた頃にガスが湧いてきて下山
ソバナを見て
登山口到着。眺望一級、異形の山でした。