牟礼山は単独行の頃から登っている馴染みの山だが、特に印象深いのは亀山さんに教えたもらった冬道から登った時だ。あの頃は中村さんも大いに元気でと思うと感慨深い。下見予定の土曜日は午後から雨の予報なので、シシノクラ平の巨木の道と、牟礼山登山口手前の通行止めの場所だけは前の日にひとりで見に行った。
平成10年に発見されたというブナの巨木。その後の巨木ブームで脚光を浴び始めたそうだ。
牟礼山登山口のある県道は8月の水害で一部崩落、ここで通行止め。多分登山口まではそう遠くないだろう。
翌日7時に集合。通行止めゲートから6分歩いて登山口へ。
リンドウかエゾリンドウか、図鑑で見るとエゾリンドウに花の形が近い。
最初は杉林の急坂
急坂の尾根を30分程登れば管理道との分岐
分岐から頂上までは一時間。その間に稜線の出ると、関川方面が良く見える。右から頭巾、光兎、鷲ヶ巣、大平山
秋色になりつつある藪
朴の葉に埋まった道
ここが一番の急斜面
関川、七ヶ谷郷
頭巾、光兎、鷲ヶ巣と並ぶ。光兎の前は元光兎と湯蔵山。
牟礼山頂上。二人が見ているのは朳差岳。
朳差岳
朳差の左に枯松と大境山
二王子方面
ご両名とも膝痛等に折り合いをつけながら登り続けている。
そんな二人を下りの急斜面は、朴ノ木の葉で包んで優しく迎え、そして送るのであった。
牟礼山に危険個所はありません。ベロっとしてまくれても、崖から落ちる場所はありません。但し、滑り易い急坂が多いので慎重にゆっくり歩きましょう。30分に一回休むくらいのペースで行きます。一班のおしゃべりが聞こえなくなったら、それは疲れた証拠です。その時も休みます。天気になりますように。