巻機山には2006年の8月20日に会山行11人という大人数で登っている。前日に平標を登ったせいもあり、征平さんが途中リタイヤ、その時68歳。今その記録を見ると、6時半に登り始めて11時20分に着いているから特に速いペースでもない。今回の石山さん、綿野舞さんの登行力と比べると、タバコのせいなのか体力は落ちていたようだ。その他覚えているのは頂上に広がる草原と池塘だけで、大した記憶がないのは、ガスっていて眺望がなかったからかと写真を見直してみたら、やはり周りの山はほとんど見えなかった。たとえ見えていたとしてもその頃の登山歴では同定はできず、感動もなかったかもしれないが。4:00関川発≫途中川口で朝食≫7:00清水登山口駐車場7:38出発≫11:33にせ巻機≫12:10御機屋(山頂標柱のある広場)昼食≫12:51巻機山≫13:24牛ヶ岳≫13:50御機屋≫14:00下山開始≫17:26駐車場着(駐車場管理の人と色々と話し、バッジ・Tシャツ買う)
駐車場は第4まで満車!戻って下の空き地に。左奥が三角のピークは割引岳。右奥にわずかに稜線が見えているのはにせ巻機。
きれいなブナ林を長いこと登る。
6合目の展望台からヌクビ沢を登行する人たちを眺める。
稜線に出ると上越国境の山々が見え始めた。 左から谷川、一ノ倉、茂倉、三角形の万太郎、仙ノ倉、平標、そして苗場
左は朝日岳に続く稜線。白毛門に登った時、巻機から来たパーティと出会ったことがあった。残雪期のルート。柄沢岳はどれだろうか。
中央にスキー場として削られた山は飯士山。奥に妙高、火打、右に米山。
にせ巻機(前巻機)の急坂
三角の万太郎山の斜め左下に鋭角に尖る大源太山も見える。
左奥に上州武尊
巻機山(中央)が見えてきた。
巻機山は中央。山頂標柱がある御機屋は左。
三角は割引岳
避難小屋のある鞍部へ続く木道
避難小屋前通過
避難小屋と谷川連峰。左からオキの耳、一ノ倉、茂倉、万太郎山、仙ノ倉、平標。
あとひと登り
山頂標柱のある御機屋
ここで昼食
写真を撮ってから巻機山本峰へ
小高いのが巻機山
顔に見える池塘
牛ヶ岳まで行ってきた桜井さん達と再び会って。稜線は風があって寒く、みんな合羽を着ている。左奥に朝日、笠ヶ岳、白毛門の山塊も見える。
牛ヶ岳へ
奥が牛ヶ岳。真ん中の奥に中ノ岳、右奥のとんがりは荒沢岳
用を足している間に綿野舞さんは走る。
牛ヶ岳標柱も越す勢い
牛ヶ岳から割引岳
越後三山、左から八海山、越後駒、中ノ岳
帰りもまた走る綿野舞さん。奥に谷川連峰。
真ん中に白く光るのは奥利根湖。真ん中の奥は武尊、左に至仏山。
尾瀬方面、際立ったピーク、左奥に平ヶ岳、燧、中央に至仏。
平ヶ岳のアップ(奥)。手前の山は国境の下津川山と小沢山(1946m)か。
右の丸い山がにせ巻機
笹の草原に池塘が点在する、美しい山、巻機
倒れかかった右の道標には朝日岳の文字。道跡もあって、以前は道があったようだ。
御機屋に着いて、越後三山と牛ヶ岳(右)をバッグに。
下山開始
イワショウブも秋の色に
ここは遅くまで雪があったのか、まだ白のまま。
巻機の見納め。にせ巻機を越えれば、この姿は見られなくなる。
にせ巻機を越えて
ここを過ぎれば巻機は見えなくなる。
最後まできれいに見えていた谷川連峰
17時20分駐車場到着
県下特別警報中で県外への移動を自粛、県内の山を選択する中で石山さん未踏の巻機を選んでみたが、最高の景色に出会うことができた。つまりこれは会山行の長所。単独行なら巻機に再び行くことはなかったかも。笹の緑に紅葉もさぞ美しいだろう。