朴坂山 2003/3/24

朴坂山には全く雪がない、もうすっかり消えて夏道だと館長が言うので中村さんと行く。しかし「雪がまだ沢山残りナンギする」とメモしている。稜線に登り付いた西山との分岐で、中村さんを待たずに朴坂方面に歩き出したのは、登っているのが我々だけだったからだ。私の足跡を辿ってくるだろうと思ったからだが、しばらく歩いて振り返ると付いてくる気配がない。首を傾げながら引き返すと、分岐から西山方面に足跡がある。つまり、私の足跡について来ないで、足跡の全く無い方向に歩いて行ったらしい。常識では考えられないが、大急ぎ追いかけると、自分でもどうもおかしいと思ったと中村さんが戻ってきた。この年7月でも同じようなことがあって、分かるだろうと思うことが分からない人もいることを前提で行動しないといけないという教訓になった。11:00登山開始≫13:20頂上14:20≫16:10下山。雪道を2時間20分で頂上に着いているから中村さんも体力があった。なお、写真は無い。カメラを忘れたのかもしれない。中村さんが撮ってくれただろう、私だけが写る頂上での写真一枚だけ残っている。