文科省の「平成19年度中高年安全登山指導者講習会(中部地区)」に参加。新穂高から二泊三日で鏡池山荘まで登りながらの研修を終えた後、ひとり西穂山荘へ。そこから奥穂までの最難関コースを目指したが、雨強く風もあり、西穂で断念、その足で焼岳に登った。焼岳から新穂高温泉の車に戻るため、中尾高原に下りたが、その時までコースタイム13時間を歩いたため、多分ヘロヘロになっていたのだう、通りすがりの車が声を掛けてくれた。そして新穂高まで乗せてくれたが、その道中、適当な宿はないかと聞くと、その人は民宿を経営していて、雨の中の長い一日を労う僥倖が重なった。
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西穂山頂で逡巡している時に後ろから来た単独行の人が躊躇なく先に進んでいった。気持ちは更に動いたが、安全講習を受けた直後になにかあれば、スタッフにも迷惑が掛かるという思いも湧いた。
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戻る途中、独標を望む。
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今朝4:25に出た西穂山荘に戻る。ここから焼岳に向かったが・・。
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ずっと樹林帯の中、3時間、誰とも会わず、ここが長かった。
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ようやく出てきた焼岳山荘、ここも閑散としていた。
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もちろん焼岳も雨と霧の中、小室等の歌を歌っても良いだろう。
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下山中、珍しい花を見つけて10枚位も撮ったが、一枚もピントが合ってなかった。アケボノシュスラン。
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見えてきたのは中尾高原、そこから新穂高まで2時間近くまだあっただろうか。