冬に朴坂山に登る酔狂な輩はいないので、ラッセルになる。深いラッセルなら時間切れ体力切れで戻ってくるし、雪がさほどでもなく天気も良ければ全く素敵な山歩きになる。この日は後者だ。
行動中はマスクをして、集合写真の時は外す、と思ったが、良く見ていくとそうでもなかった。綿で、やや小さめのマスクは何回も洗って使っているうちに真っ白でなくなり、縮んで更に小さくなるので、新しいマスクをあげたこともあったが、これでないとだめなんだと、やはり綿の小さめのマスクをどこからか買ってきて掛けていた。他の物にはこだわらないが、マスクだけはずっとこだわり、今年のマスク不足の時は、縮んだマスクがどんどん縮んで、ペットボトルの蓋くらいの大きさになっていた。