忘年登山/初日/霊山202511/15

今年の忘年登山は福島へ。長井から南陽へのバイパス、南陽からの高速が繋がって、随分近くなった福島。以前登った霊山と、阿武隈山地第二の高峰日山に登山。関川出発も長野や山梨とは違い、だいぶ遅い7時。

紅葉のシーズン、この週末は天気も良かったので、広い駐車場はほぼ満車。霊山を開山したのは第三代天台座主円仁で。光兎山も平安時代の宗教家同じ慈覚大師によって開山されている。登山口10:07発

晩秋、半ば落葉した灌木の登山道

 

露出した巨岩はすべて礫(れき/小石)を含むので、礫岩の隆起かと思ったが、礫は礫でも角礫岩で、火山角礫岩という火山岩だった。つまり霊山全体が溶岩の噴火でできた山だ。

宝珠岩の梯子

宝珠岩

無事降りてほっと安心!

溶岩台地霊山の縁を回るように道はつけられている。

断崖絶壁で囲まれた霊山は古代は修験道の聖地、中世には戦地となる。

親不知子不知

写真を撮ってるわけでなく、怖くて鎖のそばに行けないだけです。

へっぴり腰でも勇気をもって進みます

護摩壇に到着。怖いので岩に抱きつきます

まだ抱きついています

城跡に着いて昼食

西物見岩

 

霊山最高点の東物見岩825m

この頃、枝に残った枯れ葉が震えるような、木霊の寝息のような音が微かに聞こえてくるので、 後ろを振り返って「鼻歌歌ってる?」と聞くと「そう」と応えた。難所を越してほっとしてついつい出てきた鼻歌らしい。

蟻の戸渡り

晩秋の霊山、満喫しました。

駐車場から見上げる霊山。中央右寄りに見える、突起した岩が宝珠岩か。

午後3時過ぎ、飯坂叶やに着いて乾杯

夕食はバイキング

テレビのホームドラマでしか見たことも聞いたこともない鼻歌を生で聞けた霊山でした。