三月/栃木/花で検索すると三毳山(みかもやま)のカタクリか焼森山のミツマタが筆頭に出てくる。その人気ぶりから察すれば、それはそれは見事なものだろうと、二泊三日で山登りを兼ねた遊山に出かけた。初日関川6時発≫10:30「道の駅みかも」≫11:20登山開始≫七曲り坂≫富士見台≫琴平神社≫中岳≫カタクリの園(かたくり周遊の路)≫三毳の関跡≫犬石≫七曲り坂≫「道の駅みかも」

「道の駅みかも」駐車場。ここが三毳山登山の南からの入り口。後ろに見えるのは三毳神社(不動尊)

早咲きの桜が満開

道の駅の駐車場も登山者用の駐車場も満杯。それを抜けて登山道に。

三毳山全体が栃木県最大の都市公園となっていて、道も最大限整備されている。

富士見台の展望台もさすが県立の石造り

展望台から関東平野。条件の良い日は富士も見えるそうだ。右側に見える道路は東北道。ここは佐野藤岡ICの近く。

カタクリの群生地へと稜線を歩く途中にあった展望地(ハングライダー発信地)

中岳というピーク

到着!カタクリの群生地「カタクリの園」。確かにカタクリはあちこち咲いているが、群生地はどこにも見当たらないので、大きなカメラで熱心に撮影する年配の男性にお聞きすると「ここです」というお答え。えっこれが群生地?と思い、もう一ヶ所群生地があると聞いたのですがと更に聞くと、北側に「カタクリの里」もあり、ここと変わらないがキクザキイチゲも咲いているということだった。今山行最大の驚きは初日の「三毳山カタクリの群生」であった。これが群生なら新潟の山至る処大群生地、也。角田山のカタクリなど見れば、かのカメラマン、腰を抜かして動けなくなるだろう。

群生地疲れして関所跡で休憩。もう一方の群生地まで行く気力を消失して、ここから引き返すことに。

犬石という小ピーク

山の西側の林道を歩いて戻る

入り口近くに咲いていた雪割草。植栽されたものだろう。

三毳神社(不動尊)に参拝し、道の駅みかもで1,300円の焼きイカを買い「ルートイン足利第2」へ。このホテルは2018年,会の忘年会の栃木旅行(足利学校、フラワーパークイルミネーション等)で利用した。
2日目 8時発 50号で三毳まで戻って佐野藤岡IC≫真岡IC≫益子市街を抜け、茨城との境にある茂木町へ。看板を頼りにすれ違いに困るような細い道路を通って駐車場へ。10:00焼森山のミツマタ群生地駐車場≫10:20群生地散策11:19≫11:44焼森山>12:14鶏足山山頂(昼食)12:54≫13:36駐車場≫「いい里さかがわ館」で食事≫ルートイン真岡

駐車場の奥に「みつまた広場」、ここで協力金を払う。

昨日のカタクリと違って確かに群生地だが、花は五分咲き、人だけ満杯。

ミツマタは春の関東の山を訪ねると度々見かける花だが、こんな群生は見たことがない。

地味だがマンサクほど地味ではない。喜んで見に来ている沢山の人には失礼だが、マンサクの方が美しい。

満開の時は黄色で、だんだんと白くなるそうだ。

群生地を一周してから焼森山登山。こちらも結構な人。

焼森山山頂 霞んでいて眺望は無し

鶏足山

鶏足山で昼食

少し先の展望地

駐車場に戻る。駐車場のスタッフはかなり高齢の地元の方々。愛想も良く親切だった。
山歩きの途中で真岡市でいちご狩りを予約しようと電話したが当日では満員だった。 よって下山後は近くの道の駅「いい里さかがわ館」に寄って食事。 太い蔓で作った籠を気紛れで買った。 それからまた益子焼の町益子市街を通って真岡へ。そしてこの日の宿もやはりルートイン。 安いし大浴場もあるしバイキングの朝食もついている。 三日目8時発>宇都宮と鹿沼市街地で渋滞>9時30分宇都宮市営森林公園駐車場9:50>10:00登山口北コース>10:58富士見峠>11:12古賀志山11:43>御嶽山>南コース13:25駐車場>大谷資料館

森林公園の駐車場で準備

赤川ダムの左岸を歩いて登山口へ

ダムは渇水期

古賀志山は県下一人気の低山。登山道、林道、作業道が無数に入り組んでいて、道を何度も間違えた。その度ヤマップの地図で訂正しながら歩いた。

富士見峠で稜線に着く。ここから古賀志山まで10分

古賀志山。広い山頂で昼食

御嶽山に続く尾根は鎖場が続く

御嶽山

快晴なら日光の山々、男体山、白根山、高原山がよく見えるはずだったが

また鎖場を通って

西側山腹を歩く

南コース林道を歩いて駐車場に戻る

下山後、近くにある大谷資料館へ

大谷石を採掘した巨大地下空間はこの旅一番の驚き
巨大地下空間感動の余韻の中、徳治郎ICから高速に乗り栃木を後にした。南陽高畠まで高速がつながり、そこからまっすぐ飯豊まで来れた。栃木の早春の山旅、天気に恵まれ、初めて歩く山々は興味深く楽しかった。