2025/9/15-17五色ヶ原 /初日/雷鳥沢キャンプ場

 立山から薬師岳への縦走の長所、魅力は、槍穂のように混まない事と、後ろ立山から裏銀座、奥黒部の山々を眺めながら歩けることだろうが、一番良いのはテント場の予約が要らないことだ。人気のエリアではコロナ禍からテン場さえ予約必須になってしまった。予約すると天気ばかりが気になってしまう。天気の良い所へ行こうという気楽さが無くなる。その点、この縦走路は貴重で有難い。当初五色ヶ原、スゴ乗越、薬師峠と三泊する予定でいたが、最近薬師峠のテン場に熊が出没してテン場が使えなくなって、テント泊の縦走は難しくなった。ならば立山の雷鳥沢で一泊、五色ヶ原で二泊、三泊目はまた立山に戻ることにしてと出かけたが、天気が持つのは初日と二日目までで、三日目以降の天気予報がどんどん悪くなっていく。雨の中、テント泊の荷物で立山に戻るのは大変だと、結局天気の良い2日目に五色ヶ原をピストンしてテン場に戻ることにした。三日目が雨でもテン場から駅までわずか1時間である。関川6時発≫刈羽P≫有磯海P≫10:15立山駅P≫10:50ケーブルカー≫11:00バス≫11:55室堂ターミナル~室堂平2周≫14:35雷鳥沢キャンプ場

誘導表示では空いているはずの一番奥の駐車場も満杯、引き返そうとすると一台の車がやってきて、降りた関係者らしき人がここに止めても良いと言ってくれた。ちょっとタイミングがずれたら、だいぶ引き返して、立山に最初来た時停めた土の駐車場まで戻るところだったので幸運だった。

三連休の最終日、混雑する観光客に混じってケーブルカーに乗り、バスに乗り継ぐ。室堂平に近づくと大日岳、立山、その間の奥に剱も見えてきた。

大日岳と立山の間に剱岳

室堂平に着く。玉殿湧水に集まる観光客と登山者

室堂平は快晴。ここに来たのは今回で四回目だが、こんな快晴は初めて。正面は真砂岳、右に富士の折立へ。左は別山と剱御前岳

こちらは奥大日岳

イワイチョウの葉は紅葉し始めている

一ノ越を挟んで左に雄山、右に浄土山。明日はこの浄土山を越えて五色ヶ原へ向かう予定

室堂山荘と立山、別山

室堂山荘手前広場

誰もがこの眺望を満喫している風

奥大日。雲が掛かっている辺りは大日岳

立山。真ん中やや左に見える登山道はキャンプ場から一ノ越への最短ルートで、前回立山からの下山に通ったが、現在熊の出没で通行止めだとキャンプ場で伝えられた。

真砂、別山、剱御前

ミドリガ池と立山

地獄谷と奥大日

ミクリガ池と浄土山、立山。あまりの眺めに室堂平を2時間掛けて2周。

リンドウ池と立山、真砂

別山と剱御前岳。キャンプ場を俯瞰する。中央の尾根が剱御前小舎に繋がる雷鳥坂

キャンプ場近くの小屋に向かう登山者。ヘルメットが無いので別山、立山巡りだろうか。

ロッジで缶ビールを買ってキャンプ場へ

夏ならとうに雲の湧く時間なのに、いつまでも立山が見えている。

夕日に染まり始めた

夕暮れ