刈田岳(蔵王) 2014/2/11

蔵王は何度も行く山になった。お釜、コマクサ、樹氷にスキーと、四季を通じて見所がありまた個性のある山が連峰に並ぶ。今の時期ならそれは樹氷だ。蔵王の樹氷は歩いて登って見るのが一番で、ロープウェイで眺めるのも、滑りながら脇を通るのも樹氷を見たとはほんとは言えない。ホシガラスとライチョウくらいの違いがある。
そして私らは最短を行く。坊平からリフト二本を乗り継いで1400mからスタートだ。最初は予報に違わぬ青空がのぞき、純白の樹氷を浮かび上がらせ、我々の気持ちさえ昂ぶらせたが、登るにつれ景色はガスに閉ざされ風と寒さに口さえ閉ざされた。

蔵王坊平ライザスキー場から出発

リフト二本を乗り継いで

ここからスタート、天候曇り

小一時間ほど歩くと樹氷原に出る

リフトに沿って登り、馬の背へ

稜線は強い風

視界も無い

刈田神社の鳥居

刈田岳の避難小屋で昼食

狭いのでほぼ満員

避難小屋出発

出発の身支度をする間に髪の毛も凍る

 天候は回復せず、熊野岳は行かずに下山

こういう穴を見れば通りたくなる少年の心

 

最後はゲレンデの端を歩いてスキー場へ

無事駐車場へ