ダンゴムシ

玄関やトイレにダンゴムシを時々見かける。なんのために家に入ってくるのだろうか。家の中に食料になる何かがあるのだろうか。ダンゴムシが蜘蛛の巣に掛かっているのも結構見かける。飛ばないから高い所の巣には掛かりようがないが、戸とか壁と床との直角の空間を利用して床すれすれに張る蜘蛛の巣には沢山のダンゴムシが掛かっている。危険を感じると丸くなって防御する態勢も全く役に立っていないようだ。だからダンゴムシは蜘蛛の餌になるために家の中に入ってくるようにさえ思える。蜘蛛が虫の少ない家の中に巣を張るのは、鳥などの外敵がいないことと、強風等で破れることがないからだろう。そして少ない虫でも、定期的にダンゴムシも来るし、カメムシも秋と春先には掛かる。安全性と食料の安定供給が保証された桃源郷なのかもしれない。今朝玄関の隅の桃源郷を掃除した。引っ掛かったり下に落ちた虫の死骸が黒く見えるほど溜まっていたので、箒で払って塵取に集めると、ダンゴムシ5割、カメムシ3割、その他2割で、やはりダンゴムシとカメムシは屋内に生きる蜘蛛の大事な食料になっていると分かった。