角田山 2024/3/31

春のような天気が続いた二月には、角田の雪割草は三月早々に咲くように思えたが、三月は逆に冷え込んで、かえって例年より開花は遅れて我々の山行に合わせたようだった。ただ午前中は曇りで寒く、登りの時間にはほとんどの株が花弁を閉じていたので、帰りも桜尾根を下ることにすると、全部が全部、それに合わせたように開いていた。関川6時発≫7:25角田浜7:40≫9:47角田山頂上11:33≫13:40角田浜駐車場

広い駐車場には既に沢山の車が停まっていた。

雪割草の中に初めて見る花、キバナノアマナを石山さんが見つけた。桜尾根ではこの一株だけだった。

ほとんどの株が寒さの中で花弁をまだ閉じていたが、開いているものだけ撮って登った。

花道に歓声

カタクリの花も閉じている。

登る人、下る人はひっきりなし、譲ったり譲られたりしながら進む

山頂もお祭りの日のような混みよう

風の当たらない場所を探して昼食。それでも寒く、着れる物は全部着て着膨れ。

開花したところを見るため、また桜尾根を下る。普通の山ならもう登ってくる人のいない時間帯だが、複数の大パーティがどんどん登ってくる。

斜面のカタクリも開いていた。

カタクリとユキワリソウ

白と紫

花弁のピンクのグラデーション

朝閉じていた株は見事に全て開いていた。

花糸と葯(おしべ)が濃い紫

花糸は白く、葯は紫

花糸は紫、葯は白

紫のグラデーション

雪割草の特徴のひとつか、花弁の数が不定、これは9枚

こちらは6枚と8枚

株と株の距離が近いので、色の違う花が交配して、また別の色が出てくるのだろう。

この虫が交配を媒介

花弁は白く、葯は紫

花弁の裏は白

キクザキイチゲとカタクリ。キクザキイチゲも花弁不定数の特徴がある。

今回の最高賞。これも石山が見つけた。先を行く私を呼び止めた石山さんを振り返ると、登山道から若干はみ出ていたので「そこ入っちゃだめ」と注意する。「これきれい!」と言うので戻って見てみると、遠目でも凄い!と分かった。「どいて、どいて!」と今度は石山さんを押しのけて、且つ石山さんより道からはみ出て膝をつき撮った一枚。この様子は同行者に逐一見られていて、あとでバツの悪い思いをする。確かに身勝手の典型であった。

キクザキイチゲも美しい

濃い紫の花弁、花糸

カタクリの斜面

灯台コースを下ってくる沢山の人が見えた。

雪割草の時期に何度か登ったが、今回が一番最盛期に見られた。時間に余裕があったので、一株一株納得するまで見て、一輪一輪論評して登って降りた。ようやくの春の到来を満喫した一日であった。