オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイTの猫とその一味第60話「贋猪の企み」 全てが愚劣だ、とそう思えなくもない。生きている限り何もかも素敵だと思うこともある。死ぬまで生きる定めにあって、どちらが楽でどちらが合理的なのか。悔いて悔い切れない後悔だけが生き長らえる代償なのか。答えはハクサンフウロを揺らす稜線の風に聞こう... 2023.06.30 オッドアイ・Tの猫とその一味
歌うのは希望だけ 父の芍薬 関川のマラソンが終われば間もなく夏至となる。あの大雪の冬至から半年が経ったことになる。一番寒い二月の最中に父が死んで、また同じように夏が来ようとしている。今も実感がないのは最後の三年間、施設に入った父とコロナでほとんど面会できなかったからな... 2023.06.16 歌うのは希望だけ
2023山行 古道を歩く/大沢峠(出羽街道)2023/6/11 夏の峠歩き7/1の下見。北中の芭蕉公園に車を一台置き、大沢集落から大沢峠を越えて矢葺明神往復。国道から矢葺明神までの道は二本あるが、どちらも当日バスが入れそうな感じではなかったので、本番に合わせて大沢集落からの往復とした。 ... 2023.06.14 2023山行
2023山行 ひめさゆりの丘(喜多方市熱塩加納町)2023/6/4 光兎登山は中止となり、空いたスケジュールを埋めるべく福島へ向かう四人。 満開のタイミングで訪れた「ひめさゆりの丘」でした。今月... 2023.06.10 2023山行
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイTの猫とその一味第59話「御秘所の試練と姥権現」 御前坂の九十九折りの道を下って御秘所に差し掛かった。猪には手が無いので岩場の下りは最も不向きだ。手のように見えて前足というように、手ではないから物を握ることはできない。だから鎖を頼らず下りるしかない。足の裏だって滑り止めになる肉球の部分は少... 2023.06.10 オッドアイ・Tの猫とその一味
2023山行 光兎山 2023/5/31 地域政策課の事業「兎年に登る光兎山」のスタッフとして当会が参加することになり、その下見。民放のカメラマン二人も加わって、行きつ戻りつしながらの撮影。目当てのヒメサユリも咲き始めていて、ほぼ5時間の登りとなった。 ... 2023.06.03 2023山行雲の湧く稜線に
オッドアイ・Tの猫とその一味 オッド・アイ Tの猫とその一味第58話「姫子の峰が分岐点」 雪に埋もれた郵便夫を掘り出して助け、頼母木小屋に担いで運んでから、韋駄天走りで足ノ松尾根を下って一路寺泊の蟹を目指したY似で猪使いの巫女であったが、姫子の峰で休んでいた鼻黒猫に話しかけられて立ち止まった。 「私なんかは専門の郵便夫では... 2023.06.01 オッドアイ・Tの猫とその一味