全国的に天気は悪く、長野山梨は晴れマークも予定地五竜は強風、その他の北アルプス、八ヶ岳はいずれも強風で登山には不適の予報。候補の中で唯一行けそうなのは乾徳山。個人的には二度登るつもりで行って、二度とも天気が悪く登山口へ続く道へ曲がることなく素通りした山。初日は昇仙峡観光。有名な景勝地だが、ここも訪れたことはない。「自然の多い土地で暮らしていて、遠方に来てまで自然を見るのはねえ」とIさんは独りごちたが、それもある。東尋坊は岩ケ崎に似たり。でもまあ登山も自然を見る範疇では。その昇仙峡を散策、ロープウェイにも乗って、この自然環境を満喫。そして夕刻、ノースランド・キャンパーズ・ランド着。翌日は5時過ぎに出て7時に大平高原の駐車場。徳和より1時間ほど登りが短い。7:30登山開始≫鳳岩での待ちもあり10:40乾徳山頂上≫「下山道」回りで14:00駐車場。秩父周りで帰途に。花園に入る前に渋滞、戻ったのは22時を過ぎたが、徳和登山口から登ればとうに日付は変わっていただろうから、大平を選んで良かったことになる。
駐車場から石屋(宝石)が軒を並べる道を歩いていくとどん詰まりになり、階段を降りたところから昇仙峡が始まる。その最初にあるのが仙娥滝.
見上げる崖に生えていた花。蘭系だと思ったが、はっきり見えない。下に一株咲いていたのを見つけたのは石山さん。ウチョウランという珍しい蘭だった。
石屋の中で石を物色する石山さん。
ひと瓶、好きに入れて1,100円。
最後にロープウェイに乗って展望台へ。そこの茶屋で女主人の話を聞きながらかき氷を食べる。
四時半、今日の宿、ノースランドキャンパーズビレッジに着く。途中コンビニで買ってきた夕食を広げる。
後ろに見えるのが幌馬車風キャビン
翌朝5時半、大平登山口に向け出発。着いた所は牧草地を太陽光パネルにした高原だった。
林道を歩くと徳和から来る道満尾根と合流
草原の斜面に出て、月見石、扇平。
月見石に登って、右に富士。
扇平を過ぎると再び石の多い灌木帯に。
髭剃り岩
岩登りの始まり
これが最後に控える鳳(おおとり)岩
乾徳山山頂です。
頂上は狭く、ゆっくり座れる場所もないので先に進む。後ろの山影は国師ヶ岳か金峰山か。
分岐から「下山道」と名のついた道を下る。
突然平原に出て、国師ヶ原。鹿が迎えてくれた。
牧場管理道を歩いて
大平高原に戻った。後ろに雲の掛かっていない富士が見えていた。