飯豊主稜線の日帰りは初めて。飯豊なら最低一泊が流儀であったが・・・。奥胎内ヒュッテ4:40着 バス5:07⇒5:13登山口5:24発⇒6:15姫子の峰⇒6:50岩場⇒7:06滝見場(英三の峰)⇒8:00水場分岐⇒8:37イチジ峰⇒9:19西ノ峰⇒9:34大石山⇒頼母木小屋通過10:34頼母木山11:10⇒11:30頼母木小屋12:30⇒13:00大石山⇒14:00イチジ峰⇒15:00英三の峰16:00姫子の峰⇒17:00登山口⇒18:00胎内ヒュッテ
関川4時発、4時40分の駐車場には全国ナンバーの車が一杯。バスの始発は5時30分だが、並んでいると5時7分に出発してくれた。
2年振りの登山口。前回はテント泊装備の大荷物であったが。
急坂、急坂、急坂
姫子ノ峰から遠く主稜線
胎内尾根の二ツ峰をバックに
夏道から逸れた雪渓の上にオオバキスミレとキクザキイチゲ
この周りに早春の花が群生していた。
よじ登ってその花にカメラを向ける
水場分岐手前にツバメオモト
水場分岐を過ぎるとブナが美しい
登るにつれ雲は下がって鉾立も隠れてきた
サラサドウダン
大石山近くにツマトリソウ
まだ沢山咲き残っていたハクサンイチゲ
シラネアオイのブーケ
ガスって何も見えないので頼母木小屋で引き返すつもりでいたが、管理人の亀山さんからイイデリンドウが咲き出していると聞き、頼母木山へ。亀山さんからそう聞かなかったら頼母木山まで行かなかったろうし、この近くに咲いていたイイデリンドウをすぐ見つければ、この先の花畑も見ることはなかった。
Yは本気で探していないようだが、私は刮目して探した。しかしだいぶ先に行っても一輪と見つからない。寒さで閉じているにしても・・・
ミヤマウスユキソウのなにかほんわかした良さ、美しさを今回初めて感じた。
何か毛糸の作り物みたいで面白い。私が最も軽んじている高山植物であったのだが。
まあ、今の感想だとイイデリンドウより美しい。
ハクサンコザクラも風に揺れていた。
諦めて戻って、頼母木山の標柱の周りにイイデリンドウの葉を見つけ、四つん這いになって探して、ようやく一輪。これで亀山さんに顔が立つ。それで小屋に戻ろうと下り始めたら土砂降りになる。
風で冷えて雨で冷えて、小屋でカップヌードルを買い、亀山さんにお湯を沸かしてもらって温まる。珍しくコンロを持っていかなかったのだ。
大石山からの下りになると雨は上がり風も当たらなくなって雨具を脱ぐ。
花の群生地で休憩
下山。ここから50分歩いて駐車場
せっかく登って日帰りなんてもったいないが常套句であったが、泊りとなると準備も大変だし連続の好天も条件になる。だからなかなか登れないのだが、それこそがもったいないことが今回良く分かった。