荒川三山≫赤石岳 2019/8/4-8 3/4

3日目、千枚小屋から荒川三山を経て荒川小屋へ。

小屋の前で朝焼けの富士に見入って一日が始まった。

マルバダケブキの群落を抜け

ダケカンバの道を潜るように歩くと

森林限界を越える。

南アルプスの特産種、タカネビランジが早速に迎えてくれた。

中央奥に前岳、左の鞍部の斜面にあるはずの荒川小屋までが今日の行程。

まず千枚岳に登頂

塩見がくっきりと見え、その奥に間ノ岳

次に向かうのは丸山

高山植物の関脇、タカネナデシコはどこにでもあるが、どこで咲いても美しい。

丸山に到着。ここから3000m峰を四つ越える。

悪沢岳(東岳)へ

赤石山脈の由来、赤い石(赤色チャート)の目立つ山頂付近。

悪沢岳

贅沢な休憩

南アルプス北部

左から塩見、塩見に重なるように仙丈、中央奥に小さく白いピークが甲斐駒、ほぼ真ん中に間ノ岳(北岳はその後ろで見えず)、その右は農鳥、そして左奥に鳳凰三山の地蔵(オベリスクの尖塔)、観音、薬師。

北西には中央アルプス

前前年に登った塩見はすぐ近くに見える。

悪沢から荒川三山のもうニ峰、中岳と前岳に向かう。左に赤石岳、右奥雲の中には恵那山か。

悪沢と中岳の深い鞍部への下りは急坂

左のピークの上にポツンと中岳の小屋

中岳の小屋

中岳頂上

 

中岳で休憩。右に見えているのが悪沢岳。

前岳に向かう。

分岐に荷を置いて前岳に。登頂を祝すのはミヤマダイコンソウ。

分岐から前岳のカールの斜面は花畑で有名だが、西からもくもくと雲が湧いてきた。

花畑を鹿から守るための柵

荒川小屋が見える頃には雷鳴も聞こえ始め。

 

小屋に着いた途端、驟雨が来た。

荒川小屋のテン場と富士。

そのテン場の下の水場で歯磨きが今日の最後の日課

4日目赤石岳へ