2025-12

オッドアイ・Tの猫とその一味

オッドアイTの猫とその一味第94話「鉾立に到着」

三通目の手紙を読み終えた時に、雲が太陽を隠して谷間に風が吹いた。吹雪になれば鉾立の急坂を登れるのは厄介だ。夏道ならジグザクに登って滑落こそないが、今は硬い雪を直登するしかない。一人が滑ればその後ろが巻き込まれて滑る。5人目が滑れば95人が滑...
オッドアイ・Tの猫とその一味

オッドアイTの猫とその一味第93話「猫塚」

Tの病気は脳梗塞です。海岸の病院でリハビリしているそうですが、家に戻ることはないでしょう。だからTの猫はもうTの猫ではないのです。Tの残した物は猫塚しかなくなりました。私の父母が健康で農業をしていた時代、育苗用のビニールハウスが二棟、そこに...
オッドアイ・Tの猫とその一味

オッドアイTの猫とその一味第92話「その後の餌係」

二通目の手紙 コロニャン禍で多くの猫が死んでしまい、その猫を埋葬する仕事で成金となったTは今や体を壊して施設に入っています。自分で増やした猫を処分して金を得ることは意図したことではなかったにせよ、自業自得の構図であり、病になったのは、その...
2025 山行

鹿狼山≫女神山2025/12/6-7

例年群馬の山に行く12月、昨年の赤城鈴ヶ岳は吹雪、泊まった水上は大雪だったので、今年は福島に。県境の山は雪でも太平洋側ならその心配はないだろう(筑波山で雪にあったことはあったが)。 ...