蔵王山 2023/7/2

夏の健康登山下見、予定していた山形神室は不向き、浅草岳は遠過ぎた。夏の低山は暑いから、どうしても高い山になる。そして短時間で頂上に立てる山。月山、西吾妻もあるが、リフト代やロープウェイ代が掛かる。それで昨年も行ったが、蔵王山にした。コースを変えてということで。6:30上関≫8:50刈田岳駐車場9:10≫9:15刈田岳≫10:22熊野岳10:50≫11:17ワサ小屋跡≫11:47地蔵尊前(昼食)大黒天から登ってきたSさん達と会う≫13:15蔵王温泉側下山開始≫14:35独鈷沼15:30温泉街。タクシー会社は無く、山形市内からタクシーを呼ぶことに。かき氷を食べて待つ。

刈田岳駐車場。蔵王は何度も来ているが、今までで最高の天気。

飯豊、朝日連峰が見える。

右奥に朝日連峰。刈田岳神社で。

後ろは何度か行った蔵王連峰の南端、屏風岳(宮城最高峰)。

明治百年記念の碑。

御釜は今日抹茶のような緑色

熊野岳の稜線、左に熊野神社、右に避難小屋が小さく見えている。

今年はハクサンチドリがとても多い。

御釜の水は湧水と雨水と雪解け水らしい。硫黄分の強い、強酸性でこんな色になるという。汲んで嗅いでみたいが。

熊野岳頂上。眼下に山形市街、西に朝日連峰、北西に月山、鳥海山が見える。大概ここではガスの中なので、今日は僥倖。

右側上の禿げた部分が地蔵山への道

北側。左から先週登った山形神室(下にハマグリ山も見える)、仙台神室、中央の丸いのが大東岳、その奥左は面白山辺り。奥は船形山か。右端が雁戸山と南雁戸山か。

昨年は熊野岳から真直ぐワサ小屋跡に下ったが、今回は稜線を避難小屋まで歩いて、分岐へ。

避難小屋から見る馬の背と刈田岳、刈田岳の後ろに南屏風岳、屏風岳。

アオノツガザクラ

ワサ小屋跡分岐へ下る緩やかな道。正面は地蔵山。

地蔵山の巻道に咲いていたムシトリスミレ

間もなく地蔵尊、ロープウェイ山頂広場

ヒナザクラ

広場で昼食。ここでSさんに声を掛けられる。大黒天からピストンだと言う。関川マラソンで二位になったBさんにキンさんから預かっていたチーズケーキをお祝いに上げる。

広場から数分で登れる三宝荒神山。何回も来ているのに初めて登った。

地蔵山北面は樹氷を作るアオモリトドマツの立ち枯れが著しい。

虫害らしいが、ほとんど枯れている。

蔵王温泉に下山開始、急斜面とアスファルトの道、そして標高が下がるにつれ暑さは増し、良い点は無かった。

ヤグルマソウの花もあちこちに群生

牧歌的雰囲気の場所もあるが

マーガレットの咲くゲレンデを下る

下山路、新しい靴が合わず、あまりに爪先が痛いので、ついには脱いで歩くKさん。登りは銀、下りは金のはずだったが・・・

タクシーを待つ間、かき氷を食す。夏でも樹氷の巻。

16:50 刈田岳駐車場に戻って来ました。

涼しい高山から暑い下界にわざわざ歩いて下るのはまっぴらごめんが結論。同じ道を歩かないナイスアイディアかと自画自賛していたが、愚案だった。よって昨年と同じ刈田岳からピストン。若干のオプションを付けて。涼しい思い出のまま帰途に就いた方が良い。いずれ儚い夏の思い出なのだから。